つみたてnisaってよく聞くけど、お金がどれくらい増えるの?
やり続けたら、20年後にいくらになるの?
全然、イメージがわかないんだけど。。。っていう人は、
簡単に、無料でシミュレーションできちゃうので、絶対にやるべきです。
実際、投資の運用実績、パフォーマンスのシミュレーションを経験している人は、
26.5%と結構、少なくて、ヒロヒロも、つみたてnisaを始めて5年以上たつのに、
簡単にシミュレーションできることを知ったのは、つい最近です。
出典:東証マネ部 投資シミュレーションは使ったことある?
つみたてnisa、ウェルスナビ、株価指数CFD、仮想通貨等に、
2018年から5年以上、ドルコスト平均法で投資し続けて、
2023年9月17日現在の成績は、投資額約1,500万円に対して評価額約2,800万円で約1.9倍、
某大手企業の財務部門で日夜、数100億円や1,000億円超の投資内容、
投資結果を分析、評価しているサラリーマン投資家ヒロヒロが、
- つみたてnisaって、何だかよくわからない
- そもそも、つみたてnisaって何がいいの?
という、投資初心者のために、
つみたてnisaの資産運用シミュレーションのやり方や、
積立投資をやる理由、つみたてnisaを選ぶ理由、つみたてnisaの始め方を、
実体験に基づいて、紹介します。
但し、投資は、元本割れなどのリスクを伴いますので、
余剰資金と自己責任で行って下さい。
つみたてnisaの資産運用シミュレーションのやり方
金融庁やつみたてnisaを扱っている証券会社や銀行の公式サイトでは、
資産運用結果をシミュレーションできるサービスを提供しているので、
10年後、20年後、30年後にいくらになるのかとか、
20年後に2千万円に到達するには、何年かかるのかとか、
誰でも、簡単に、無料で、シミュレーションができます。
よくありがちな、会員登録や個人情報の入力も必要ありません
例えば、下の絵の金融庁WEBサイトの場合は、
左上の入力ボックスの一番上の将来いくらになる?では、
以下の3つの数字をボックスに入力または選択するだけで、
積立期間の総投資金額がいくらになるのかを、
グラフ化してビジュアルで見せてくれるので、
イメージをつかむことができるので、とても便利です。
- 毎月の積立金額(万円)
- 想定利回り(年率)
- 積立期間(年数)
例えば、毎月の積立金額を5万円、想定利回りを5%、積立期間を20年に設定して、
「計算する」ボタンをクリックすると、原資1,200万円が2,055万円になるという、
シミュレーション結果が、一瞬で出ました。
想定利回りを5%から10%に変えてみると、
原資1,200万円が3倍超えの約3,800万円になる!
また、真ん中の毎月いくら積み立てる?では、
目標金額(万円)と想定利回り(年率)、積立期間(年数)を設定して、
目標金額(万円)を達成するために必要な毎月の積立金額(万円)
計算させることができるし、
一番下の何年間積み立てる?では、毎月の積立金額(万円)と想定利回り(年率)、
積立期間(年数)を設定して、必要な積立期間を出すこともできます。
超簡単なので、やってみましょう
また、イオン銀行など、銀行の公式サイトでは、つみたてnisaとならんで、
iDeCoのシミュレーションサービスも提供しているので、
つみたてnisaとiDeCoのどっちがいいのか、迷っている人、
iDeCoも、気になっている人にはおすすめです。
出典:イオン銀行 iDeCo・つみたてNISA版シミュレーション
積立金額、想定利回り、積立期間の設定数値に制限はある?
上で紹介した、シミュレーションツール上では、以下のようになっています。
- 毎月の積立金額(万円) ⇒ 入力制限なし
- 想定利回り(年率) ⇒ 入力制限なし
- 積立期間(年数) ⇒ 1年~30年を選択
2023年までのnisaでは、非課税対象の毎年の積立金額は40万円なので、
毎月に直すと約33,333円、積立期間は最長20年だけど、
2024年からスタートする新nisa制度では、
毎年の積立金額は40万円から120万円に、非課税限度額は800万円から1,800万円に、
大幅に引き上げられ、非課税保有期間は、なんと無期限になります。
出典:金融庁WEBサイト-新しいNISAのポイント
想定利回りって言われても、何%を想定すればいい?
MINKABUのつみたてNISA利回り(リターン)ランキングによると、
2023年8月16日現在、5年間平均の上位10銘柄は15~17.5%、
下位10銘柄は1~3.5%となっているのを参考にして、
例えば、1%、5%、10%、15%でシミュレーションするとか
シミュレーションはお金かからないし、一瞬で出来るので、
積立を何年、続けるべきか
制限の範囲内なら、つみたてnisaで得られる利益は非課税だし、
ドルコスト平均法で積み立てていけば、リスクを分散できることがわかってきたら、
何年、続けたらいいの!? って考えると思います。
もちろん、完全に投資結果を予測することは不可能だけど、
ヒロヒロは、自分の経験から、5年以上続ければ、プラスで安定する可能性が
大分、高くなるよなーって思ってます。
100聞は一見に如かず なので、ヒロヒロの実際の結果で話しますね
下のグラフは、ヒロヒロの、2018年から2023年8月現在まで、ちょうど5年間、
年間40万円マックス積み立てた、つみたてnisaの資産運用結果です。
5年間トータルで見ると、評価損益はプラスになって、右肩上がりに増えていて、
かなり順調に見えるけど、途中、3回は40万円くらいの凸凹があります。
この凸凹のことを、投資の世界では、株価などの値動きが予測不可能なことから、
酔っ払いが、ふらふら歩くようなイメージで、ランダムウォークというそうですが、
ヒロヒロの場合でも、前の月より40万円も下がってんじゃん!
ていうのが、ちょいちょい起きてます。
出典:ウォール街のランダムウォーカー 株式投資の不滅の心理
バートン・マルキール(著) 井手正介(翻訳)
でも、今は、プラスが140万円になってるので、40万円下がったとしても、
プラス20万円しかなかったときに比べれば、さほど痛くはないし、
どうせまた、上がるよ! って思えるけど、
まだ、始めて1年半後の2020年3月にマイナスになった時は心折れそうになったし、
プラスで安定してるのは、開始から3、4年後の2022、2023年だからねぇ
積立期間終了後のシミュレーション
積立期間が終わった後のシミュレーションについても、考えておきましょうか
まず、2023年までのnisaでは、非課税期間20年の縛りがあるため、
2018年に積み立てた分は2037年までに売却、2019年に積み立てた分は2038年までに売却、
2020年に積み立てた分は2039年までに売却、2021年に積み立てた分は2040年までに売却、
2022年に積み立てた分は2041年までに売却、2023年に積み立てた分は2042年までに売却、
というように、積立期間が20年に達したものから毎年、売却すると思いますが、
逆に言うと、それぞれの年に積み立てた分が20年に達するまでは持っておけるので、
2018年から開始して、20年後の2037年までのシミュレーション結果に、
非課税非課税期間20年のメリットを最大限に受ける場合には、
2042年に全部を売却するまでの分を加える必要があります。
でも、当たり前のことですが、金融庁やつみたてnisaを扱っている証券会社などの
シミュレーションツールでの、2037年までの結果が間違っている、
というわけではありません
そして、2023年までのつみたてnisaの制度は6年間で終わってしまうので、
この上積み期待部分については、ヒロヒロのように、
つみたてnisaの制度が始まった2018年から始めた人でも、
マックスで、40万円✕6年=240万円の投資分しかありません。
シミュレーションと実際の資産運用結果は、完全に一致はしないので、
ヒロヒロは、増えたらラッキー!くらいに考えてます。
では、本題の、2024年から始まる新しいつみたてnisa制度の場合です。
非課税期間が無制限になるので、積立期間は、原資の合計金額が1,800万円まで
ということだけを念頭に置いて、自分がつみたてnisaを開始してから20年とか、
60歳になるまでとか、自由に決めればいいですね
そしたら、積立期間終了後のシミュレーション自体は超簡単で、
最終積立金額に、換金せずに持っておきたい年数だけ、想定利回りを掛け算するだけです。
例えば、毎月5万円、20年間、最終積立金額20,551,683円を、
5年間、ホールドする場合は、20,551,683✕1.05の5乗=26,229,734円
実は、つみたてnisa以外のシミュレーションにも使える!
すでに気づいてるかもしれないけど、このシミュレーションツールは、
つみたてnisa以外にも、AIロボアドバイザーのウェルスナビや、
株、仮想通貨など、積立投資のシミュレーションなら、
なんにだって使えます。
また、既に投資を始めているけど、利回りなんてわかんないよ、っていう人も、
こんな使い方をすれば、将来の成績を簡単にシミュレーションできます。
①まず、自分がこれまでやってきた、毎月の積立金額と投資期間を入力し、
現時点の評価金額になる利回りを見つける
②毎月の積立金額と、①で分かった利回りと投資期間を入力する
毎月同じ金額を積立するドルコスト平均法でやってこなかったよーという人も、
とりあえず、これまでの合計積立金額を月数で割って、
平均を出して入力すれば、シミュレーションはできるでしょう
積立投資をやる理由
そもそも、積立投資をなぜ、やるのか?
それは、ドルコスト平均法のメリットを、思いっきり、受けられるからです。
- まとまったお金を用意しなくても、少額から始められる
- 毎月の積立金額を固定できるので、購入タイミングに悩まない
- 銘柄の値が下がっている時はたくさん買えて、逆に値上がりしている時は
少量に抑えられ、購入単価を平準化できるので、投資のリスクを分散できる
出典:大和証券-積立投資の3つのメリット
ヒロヒロは、収入が多くはないが、安定はしているサラリーマンなので、
投資リスクを分散できることが、最も重要なポイントだと断言します。
誰にでも平等に与えられている、時間という武器を味方につけて、
投資の専門的な知識や技術がなくても、安定的にできちゃうんです。
みんなの積立投資経験、積立金額、積立目標金額は?
2016年8月に野村アセットマネジメント社が、
日本全国の20歳以上の男女40,000人に調査を行ったところ、
積立の経験があると回答した人は、全体の47.2%、
積立金額は、毎月2.5~3.5万円、積立目標金額は670~939万円、
積立目標年数は12~14年、という結果になっています。
出典:SBI新生銀行-簡単10秒で!積立シミュレーション
物価の上昇などを考えると、現在では、金額はもっと大きくなっている
と考えた方がよいかも
つみたてnisaを選ぶ理由
積立投資の中で、つみたてnisaを選ぶ最大の理由は、もちろん、
2024年からの新制度の場合、年間120万円、累計1,800万円の投資までなら、
利益が出ても税金がとられないことです。
利益が出ても税金がとられないことを、ディフェンス面のメリットと考えると、
オフェンス面のメリットは、つみたてnisaのほとんど全て銘柄が、実際に、
銀行貯金の金利よりも、何桁も高い年利を出していることですよね
つみたてnisaの対象商品・銘柄は、安定的な資産形成を目指す、
長期・積立・分散投資に適した商品となる様に設定された、
4つの条件を満たした、金融庁に届け出済の投資信託等に限定されているので、納得です。
出典:三井住友銀行-つみたてNISAとは?
それと、もう一つ!
毎月、コツコツ積み上げていくので、時間はかかるけど、
つみたてnisaは、単利ではなく複利の効果を受けられることです。
例えば、最初の元本に対して、毎年、一定の利率、
例えば5%ずつしか増えない単利方式の金融商品ではなく、
毎年の金額に対して、5%ずつ増えていきます。
そこに、ドルコスト平均法で毎月、毎年、一定の金額を積み重ねていけば、
直線的な増え方ではなくて、
↗
指数関数的に、雪ダルマの様に増えていくんです。
⤴
そりゃあ、最終的な金額に圧倒的な差が出ますよね
じゃあ、逆に、つみたてnisaをやらない理由は?
元本割れリスクが怖いから、1ミリも増えなくても、銀行貯金の方がいい!
長時間待つことが耐えられない!
単に、新しいことを始めるのが、面倒くさい。。。って、とこかしら
つみたてnisaをやらない理由って、何かありますかね?
つみたてnisaの始め方
まずは、つみたてnisaを取り扱っている、証券会社の口座を開設します。
ヒロヒロは、つみたてnisa口座の人気ランキングなどでは、必ず上位に入っていて、
殆どのブログや雑誌記事で1位、2位を争っている、大手のSBI証券、
楽天キャッシュ決済×楽天証券、GMOクリック証券の口座を持っていて、
SBI証券ではつみたてnisa、楽天証券では楽天ポイント投資、GMOクリック証券では
株価指数CFDの積立投資もしています。
SBI証券を選んだ理由は、業界の老舗かつ圧倒的超大手なので、多分、倒産リスクは
一番低くて、カスタマーサポートサービスもしっかりしてるだろうと思ったから
楽天証券は、単純に楽天ポイント投資などの楽天のサービスに相性がよいので。。。
GMOクリック証券も大手なので、安心感はあり、実際、ちょいちょい、
分からないことをメールで問い合わせるんですが、いつも、的確かつ丁寧に回答をもらえます。
つみたてnisaは、20年とか、長期に渡って大きなお金を預けることになるので、
口座開設には、会社の安定感とカスタマーサポートの安心感、信頼感を最も重要視していますね
口座開設後、自分のアカウントにログインして、購入銘柄や
毎月の積立金額などの、つみたてnisaの設定をしたら、
あとは、ほったらかしで、好きな時に資産状況をチェックするだけでOKです。
参考:SBI証券-つみたてNISA簡単操作ガイド
分からないことは、サポートセンターにメールなどで問い合わせれば、
丁寧に回答を返してくれるので、普通に仕事をしている人なら、まず、問題ないでしょう
つみたてnisaの銘柄の選び方とおすすめの銘柄
SBI証券のWEBサイトでは、いくつかの設問に選択形式で答えるだけで、
銘柄選びをサポートしてくれるサービスがありますが、
ヒロヒロの場合は、2018年当時に、炎上系ブロガーのイケダハヤトさんが推していた、
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックスというやつを、
安直にマネして選びました。
おかげさまで、MINKABUのつみたてNISA利回り(リターン)ランキングでは、
5年平均で、2023年8月16日現在、第7位、驚異の15.15%
という、超優秀な成績となっています。
イケハヤさん、ありがとう!
まとめ
①つみたてnisaは、金融庁WEBサイトなどで、積立金額、想定利回り、積立期間を
入力するだけで、将来の資産運用成績を簡単にシミュレーションできる
②積立金額、想定利回り、積立期間には、以下の上限がある。
<2023年まで>
非課税対象の年間積立金額は40万円なので毎月約33,333円、積立期間は最長20年
<2024年から>
非課税対象の年間積立金額は120万円、積立期間は無期限
但し、非課税限度額は合計1,800万円
③想定利回りは、2023年8月現在のつみたてnisa銘柄の実績から、3~15%
④積立投資を選ぶ理由は、以下4つのドルコスト平均法のメリットを得られること
- まとまったお金を用意しなくても、少額から始められる
- 毎月の積立金額を固定できるので、購入タイミングに悩まない
- 銘柄の値が下がっている時はたくさん買えて、逆に値上がりしている時は
少量に抑えられ、購入単価を平準化できるので、投資のリスクを分散できる - 複利の効果を享受できるので、直線的ではなく、雪ダルマ式に増えていく
⑤積立投資の中で、つみたてnisaを選ぶ理由は、
利益が出ても税金がかからないことと、
つみたてnisaの銘柄は金融庁届け出済の投資信託等に限定され、
実際に、2023年8月現在、銀行貯金の金利より何桁も高い利回りを出していること
⑥つみたてnisaの始め方は、つみたてnisaを扱っているSBI証券や楽天キャッシュ決済×楽天証券
GMOクリック証券の中から一つ選んで、口座を開設。
管理画面にログイン、購入銘柄や積立金額などの設定をしたら、
気が向いたときに運用成績をチェックするだけで、基本、ほったらかしでOK
ヒロヒロは、2018年のつみたてnisaの制度開始から5年間す~っと、
ドルコスト平均法でつみたてnisaを続けているので、資産運用結果を記事にしています。
参考記事:つみたてNISA2022年10月不労所得実績とおすすめ商品銘柄公開
リアルの結果は、シミュレーションとは違って、凸凹はあるけど、
2023年8月27日現在では、累計投資額220万円、累計利回り66%、
評価額360万円、プラス140万円です。
つみたてNISAは、2024年から新しくなって、上限額などが大幅に限定解除されたので、
何がどう変わったのかについて、まとめてみました。
参考記事:新つみたてNISAは上限解除?メリット最大限でデメリット最小限にするには
ロボアドバイザーのウェルスナビも、ドルコスト平均法で積立投資開始から5年が経って、
順調に資産を増やしているので、手数料や税金などの特徴や運用実績をまとめましたので、
よかったら、是非どうぞ
関連記事:最強ロボアドバイザーは?徹底比較ランキングと絶対チェックすべき3点
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参考記事:仮想通貨を週6千円定額積立投資で不労所得!3年5ヶ月目の実績公開
楽天カードで買い物するたびにタダでもらえる楽天ポイント投資でも、
不労所得を増やし続けています。
参考記事:楽天ポイント投資とは?5年で20万円超えた実績と超簡単な4つの戦略
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