ふるさと納税をすると、
2,000円の持ち出しで自分では絶対に買わないような
豪華な返礼品を数万円分とか貰えちゃいます。
例えば、食料品など、生活する上で必ず買うものを返礼品として貰えば、
収入を増やすのと同じ効果が得られるよ
という話をちょっとだけしました。
関連記事:初心者必見!投資もそれ以外も“堅実にお金を増やす方法”まとめました
でも、ふるさと納税って結構聞くと思うんですけど、こんな風に思う人は多いと思います。
・なんでお得なのかが今いち、
よく分かんない
・仕組みが理解できない
・本当は損するんじゃないの?
・自分は年収が低いから、ふるさと納税して
も、得しないんじゃなかろうか
・難しそうだよ
・やり方が分かんないよ
・自分にできるかな~
なので、今回の記事では、ふるさと納税の
・制度や仕組み
・人気の返礼品にはどんなものがあるのか、
・難しくて面倒に感じる、寄付の仕方から
返礼品の貰い方
・納税処理の仕方
を、徹底解説したいと思います。
この記事だけでなく他の記事も含めて、
自分自身が経験したことをお話ししています。

自分自身が実際に経験したことしか、
記事に書きません
本題に入る前に、少し自己紹介だけさせて下さい。
ヒロヒロは、某大手メーカーで数100億円から1,000
億円超の投資案件の分析などの仕事をしている、
サラリーマン投資家です。
どんな投資や資産運用をどれくらい、してきたか?
始めたのは2017年10月で、まず最初は、
NISAとロボアドバイザーを2本柱にしました。
2018年に、ハイリスクだけど、ハイリターンを狙え
る仮想通貨と株価指数CFDも始めました。
基本的な投資方法は、積立投資の王道「ドルコスト平均法」
毎月とか毎週の決まったタイミングで、一定の金額
分だけをひたすら機械的に買い続けています。
2019年から2024年まで、楽天ポイント投資でも、
積立投資をしました。
2024年12月27日現在の投資成績
原資約1,800万円が評価額約4,500万円になっている
ので、2,700万円の含み益となっています。
ちなみに、5年以上続けた積立投資はすべて、黒字化
しています。
以下のような人たちはかつての自分なので、
実体験や学んだことが役に立つ!と考えて、
このヒロヒロの資産運用ブログを立ち上げました。
・サラリーマンとしての安定した収入はある
ので、NISAとかロボアドバイザーでも
始めてみようかな~と考えている人
・NISAやロボアドバイザーは一応始めた
けど、他にも何か始めたい人
・積立投資を始めて1年経ったけど、この
まま続けてていいのか不安に思っている人
参考記事:ドルコスト平均法でFIREを目指す投資家ヒロヒロの自己紹介
企業の宣伝文句ではなく、サラリーマン投資家が7年
間、実際に体験して分かったことや学んだことを
赤裸々にお話しするブログです。
本で勉強しただけとか、企業の宣伝文句ではなく、
自分自身が実際に体験して分かったことを
記事にしています。
今回のふるさと納税も10万円以上の節約になるの
で、2017年から2025年現在まで8年間、続けて
います。
この記事を読むと、こんな効果があります
✔ ふるさと納税とは何か? どんな制度で
どんなメリットがあるのか、
なんで得なのかが理解できる。
✔ ふるさと納税は節税ではなく、返礼品が
お得に貰えるという点で、
とってもお得な制度だ!ということが理解
できる。
✔ ふるさと納税のやり方が分かる。
✔ 自分の税金控除の上限金額を、年収と家族
構成を入力するだけで、簡単にシミュ
レーション出来るようになる。
✔ 返礼品にはどんなものがあるのかが、
ふるさと納税サイトで探せるようになる。
✔ ふるさと納税をした後に、税金を返して
もらう方法が分かる。
次のような人には是非、読んでほしいと思います。
こんな人は是非、この記事を読むべし!
✔ ふるさと納税とは何か?、どんな制度で
どんなメリットがあるのか、
なんで得なのか? 今一よく分からん
✔ ふるさと納税がお得って、そんなに
うまい話があるんか? 本当は損する
んじゃないかとすら思っている。
✔ ふるさと納税のやり方が分からん、
ややこしい、難しそう
✔ 年収などによって、得する金額が違う
らしいが、よく分からんし、難しそう
✔ 返礼品に、どんなものがあるのか、
よく分からん
✔ 税金がっ戻ってくるとかいうけど、
何をどうすればいいのか、分からん
1点だけ注意点です。
とってもお得なふるさと納税ですが、支払いが発生
したら当然、一時的にお金は出ていきます。
無理のない範囲で、自己責任のもと、賢く活用
しましょう。
では早速、本題に入っていきます。
ふるさと納税とは
どういう制度、仕組みなのか?
実質2千円の負担で、数万円以上相当の返礼品が色々
もらえる!というもので、
①自治体を選んで寄付をする
②自治体から返礼品が送られてくる
③2千円を超えた分の税金が戻ってくる
という仕組みになっています。
出典:ふるさとチョイス「ふるさと納税ってどういう制度なの?」
①寄付をする自治体について
自分が欲しい返礼品で選ぶとよいでしょう
海鮮やお肉、うなぎにフルーツなどなど、魅力的な返礼品がいっぱいあります
出典:楽天ふるさと納税「返礼品ランキング」
②自治体から送られてくる返礼品の価格について
寄付した金額の30%以内と定められており、
おおむね30%相当の価格の品物が送られてくる、と考えてよいです。
楽天ふるさと納税等のサイトで、【ふるさと納税】と
書かれた1万円の商品を購入すれば、1万円の寄付を
することになります。
そして、後日送られてくる返礼品は、約3千円相当の
品物というイメージです。
③2千円を超えた分の税金が戻ってくるについて
ふるさと納税をする、しないにかかわらず
必ず納めなくてはならない税金が、2千円を
超えてふるさと納税した金額分、戻ってきます。
税金のいくら分まで戻ってくるのかという上限額
は、年収や家族構成に応じて決まります。
楽天ふるさと納税等のサイトで、簡単にシミュレー
ションできます。
よくありがちでヒロヒロも大嫌いな、
個人情報の入力が必要な会員登録をしないとシミュ
レーションできませんというのも、ありません
実際のシミュレーション例
例えば、下の画像では、年収500万円の独身で
扶養家族無しの人の場合、
63,075円までというシミュレーション結果です。
俺は年収が低いから控除額が殆どないんじゃないか
なぁ 調べたことはないけど。。。みたいな人は
一度、シミュレーションしてみると良いです。
ヒロヒロのシミュレーションでは、独身で扶養家族
無しの場合、年収110万円を超えたあたりから寄付
限度額(目安)が2,000円を超えてきます。
とうことは、年収が110万円を超えている人には、
ふるさと納税するメリットがあるということです
ちなみに、ふるさと納税の控除上限額は、ふるさと
納税を行う年の1月1日〜12月31日までの所得額で
計算される仕組みになっています。
出典:SAISON CARD「ふるさと納税の控除上限額はいつの年収で計算する?所得の確認方法もあわせて解説」
年収はその年が終わらないと確定しないので、
前年の年収でシミュレーションするしかありません。
だから、あくまで参考なんですね
ふるさと納税って、どうやってやるの?
楽天ふるさと納税等のサイトで、ふるさと納税対象
になっている好きな返礼品を選んで、クレカなどで
購入するだけです。
返礼品の受け取りは、自治体から宅急便や郵便など
で送られてくるのを、ただ待つだけです。
ただ、注意したいのは、特産品の場合は旬の収穫
時期に発送されます。
例えば北海道の○○村の返礼品のウニの場合、
「5~6月に海女さんの素潜り漁が解禁後に収穫出来
次第、順次発送します」みたいな感じで、注文して
から数カ月待つのはザラです。
人気の商品かつ自然相手のものは、無くなり次第
オシマイというスタイルになるなので、そこも
覚えておきましょう
こんなにお得なふるさと納税なのに、なぜ皆やらないの?
あるアンケート調査によると、ふるさと納税を
やったことがある人は僅か36.7%
やらない理由は、手続きが面倒、制度ややり方が
分からないが多いそうです。
そりゃぁ、制度ややり方が分からないが分からな
ければメリットも感じないだろうし、関心もない
でしょうね
出典:サライjp「税理士が解説!ふるさと納税をしない人が損する理由」
逆に言うと、ふるさと納税の制度や仕組みを理解
すればメリットを感じられる。
そして、ふるさと納税のやり方と税金を返してもら
う手続きのやり方が分かれば、問題なさそうです。
ふるさと納税の制度や仕組みとやり方は最初に説明
したので、多くの人が面倒に感じている税金を返し
てもらう手続きについて、次の見出しでお話し
します。
一度やってしまえば、毎年同じ単純作業です。
会社員で毎年、年末調整をやってる人なら、
全然難しくありません
ただ、初めてやるときは不安に感じると思うので、
次の見出しでしっかり説明したいと思います。
確実にやり遂げなきゃいけない、というプレシャー
はあるしね
税金を戻してもらうための手続きは2種類
自治体にやってもらうか、自分で確定申告するかの2択
やり方は2つあります。
1つは、ワンストップ特例という制度を利用する。
ワンストップ特例は、身分証明書のコピーなどの
手続きに必要な書類あるいは電子データを、
寄付をした自治体宛てに送ります。
そうすると、自治体の方で手続きをやってくれる、
ありがたい制度です。
もう1つは、自分で確定申告をしてしまう。
確定申告は、ふるさと納税の有無に関わらず、
必要な時にはやるものですよね
ヒロヒロは、医療費控除申請のために確定申告を
しなくちゃいけなかったので、「寄付金」という
区分になるふるさと納税についても、確定申告で
手続きするようになりました。
ワンストップ特例は、確定申告をしなくて済む
ありがたい救済処置ですが、
5自治体までという制限があります。
申請時期も違います。
・ワンストップ特例の申請期限は、寄付した翌年の
1月10日まで
・確定申告の申請期限は、寄付した翌年の3月15日頃
ワンストップ特例と確定申告の両方とも、紙でも
電子でも、どちらもOKです。
ただし、常に最新の情報を確認した方が無難です
説明動画もあるので、視聴すると、よりよく分かると思います。
ヒロヒロも、確定申告をする必要がなかった頃は、ワンストップ特例にしていました。
医療費控除の申請をするときに確定申告を経験して
からは、6自治体以上に寄付をして返礼品をもらい
たいので、確定申告をしています。
昔は、わざわざ税務署まで出向いて、紙の申請書で
手続きしなくちゃいけなかったみたいです。
今は、e-Taxのサイトから、茶々っと入力して完了
できるので便利です。
でも、始めてやった時は、
・サイトから紙の申請書をダウンロード
・一つずつ手書きで記入
・不明な点が出てくるたびに、所管の税務署
に電話して聞く
というアナログな感じで、何とかやり遂げました。
初めてe-Taxにトライしたとき、作業の仕方を
YouTube動画で丁寧に説明してくれてる人が
いっぱい見つかったので、動画を視聴して、
これならやれそう!って確信してからやりました。
いざ、e-Taxで作業するときも、動画を見ながら
真似をして、やりました。

e-Taxも、入力作業の仕方を説明して
いるYouTube動画の真似をして
やったら、楽勝でした
e-Taxのフォーマットは、どこにでも何でも書き込め
てしまう紙の申請書と比較して、ある程度は入力
ミスが起こらないように作られてはいます。
当たり前っちゃぁ、当たり前ですが。。。
なので、入力箇所とかは迷いにくいので、やりやす
いと思いました。
とにかく1回経験してしまえば、次回以降は同じよう
にやるだけなので、楽勝です。
ちなみに、ふるさと納税の税金控除は、ローン減税
や医療費控除と併用できないんじゃない?
と思っている人もいるかもしれません。
が、ヒロヒロ自身、4年以上続けて医療費控除と併用
できています。
なので、少なくとも、医療費控除と併用できないということはありません。
e-Taxの入力画面も、寄付金に区分されるふるさと
納税と医療費控除の両方について、金額等を入力
できるようになっています。
まとめ
ふるさと納税は、絶対にやるべし!
もう一度振り返ると、以下の様になります。
なので、ふるさと納税は、完全にやり!です。
✔ ふるさと納税をすると、寄付した自治体
から豪華な返礼品が貰える
✔ やり方は、ふるさと納税を扱っている
サイトで、好きな返礼品を選んで買うだけ
✔ ふるさと納税した金額-2千円が、税金
控除の形で戻ってくるので、お得な制度
✔ ふるさと納税をやらない理由は、
「制度や仕組み」「やり方」「手続き」が
分からないから
一度経験してしまえば楽勝!
✔ 税金控除の対象となる、ふるさと納税の
上限額は、年収と家族構成によって決まる
✔ 税金控除の対象となる、ふるさと納税の
上限額は、楽天ふるさと納税等のサイトで
簡単にシミュレーションできる
✔ 年収が110万円を超えている人なら、
ふるさと納税をやるメリットがあるので、
先ずはシミュレーションしてみるべし
✔ 税金控除申請手続きは、自分で確定申告を
する。若しくは、5自治体までは自治体が
手続きしてくれるワンストップ特例がある
生活するために必要だけど、普段は買わない
ような高級品を、返礼品でゲットできます。
なので、ふるさと納税をすることによって、
・実質、収入を増やしたのと同じ
・逆に、支出を減らせた
ということです。
美味しいものをお得にいただければ、テンション
上がるし、心は満たされます。
是非、賢く活用して、自分のお金を上手に増やしていきましょう!
そもそも、お金を増やすってどういうこと?について、こちらの記事にまとめています。
参考記事:収入アップより大事?お金を増やす“投資的思考”をやさしく解説
資産運用や投資でガンガン稼ぐ方法はこちらの記事に書いています。
参考記事:老後が不安な40代、50代へ。コツコツ増やす“長期積立投資”の安心プラン