2024年に新NISAが始まり、制度は大きく変わりました
非課税期間は無期限に、投資枠も拡大。
一見するとユーザーにとって“より有利になった”
制度です
とはいえ、
- これまでの積立方針は変えるべき?
- 成長投資枠は使ったほうがいい?
- 月10万円まで増やすべき?
と迷っている方も多いのではないでしょうか。
特に、旧つみたてNISAを2022〜2023年頃に
始めた方にとっては、
制度変更が“いきなり来た”感覚もあると思います
私は旧つみたてNISAを制度開始の2018年から
2023年まで継続していたこともあり、
新NISAでも基本方針を変えずにスタートしました
この記事では、旧NISA経験者の視点から、
- 制度変更で本当に考えるべきこと
- 商品選びの基準
- 積立額の判断軸
を整理します
結論はシンプルです
制度に振り回されず、
続けられる形を選ぶことです
新NISAとは?まずは制度の基本を押さえる
新NISAは、2024年から始まった新しい
少額投資非課税制度です
従来のNISA制度と比べて大きく変わったのは、次の3点です
- 非課税期間が無期限になった
- 年間投資枠が拡大した
- 積立投資枠と成長投資枠の併用が可能になった
これにより、「期限を気にせず長期投資ができる制度」に進化しました
なお、上限解除の仕組みや旧制度との違いは、
こちらで詳しく解説しています
関連記事:【2026年版】新NISAの非課税枠1800万円と旧つみたてNISAの違い
積立投資枠と成長投資枠の違い
新NISAには2つの投資枠があります。
- 積立投資枠(年間120万円まで)
- 成長投資枠(年間240万円まで)
積立投資を中心に考える場合は、まず「積立投資枠」を使います
対象商品は、金融庁が一定の基準を満たした投資信託などに限定されています
そのため、初心者でも比較的始めやすい仕組みになっています
新NISAで迷わなかった理由【実体験】
正直に言うと、私は新NISA開始時にほとんど迷いませんでした
理由は、
- 旧つみたてNISAを経験していた
- すでに証券口座を持っていた
- 長期積立の方針が決まっていた
からです
現在も SBI証券 を利用していますが、制度が変わったから
といって投資方針を大きく変えることはありませんでした
新制度になって投資枠は拡大しましたが、
「やること」は基本的に同じです
証券会社選びに関して結論だけ言うと、
現状はSBI証券と楽天証券の2強です。
手数料やポイント還元を数字で比較した記事はこちら
参考記事:新NISA|おすすめ証券会社はどこ?SBIと楽天が2強な理由を数字で検証
完璧に理解してから始めたわけではない
誤解されたくないのですが、私は制度を100%
理解してから始めたわけではありません
細かい部分は後から確認すればいい
それよりも、積立を継続することを優先しました
新NISAは長期制度です
最初の数か月で差がつくものではありません
完璧な理解よりも、続けられる仕組みを作ること
それを重視しました
具体的には、クレジットカードからの自動引き落とし
による積立設定をしました
積立商品の選び方と戦略
新NISAで一番悩むのが「何を買うか」だと思います
私は最初から方針を決めていました。
低コストのインデックス型投資信託を長期保有する
理由は、
- 市場全体の成長を取りにいく
- 個別銘柄の分析に時間をかけない
- 感情に振り回されない
この3つです
インデックス型を選んだ理由
成長が安定していて低コストだからです
長期積立では、信託報酬(年率)の差が確実に積み上がります
私は、期間を最大限長くとった場合の過去のチャートと
信託報酬が年率0.2%以下を一つの目安にして
チェックしています
商品銘柄選びで完璧を求めるよりも、
「少なくとも過去の最大期間チャートは優秀なこと」
「低コストで市場全体に投資できること」
この2点を優先して決めました
実際に私の積立投資枠の成績はこちらで公開しています
参考記事:新NISA積立投資枠は2年でいくら増えた?260万円投資の運用実績を公開
成長投資枠はどう考えるか
新NISAでは成長投資枠も利用できます
ただし、制度上できるからといって無理に使う必要はありません
私は2024年7月から利用していますが、
積立投資枠の様に、2024年1月最初から
利用することは、しませんでした
まずは積立投資で土台を作る
余力があれば活用する
制度に振り回されず、自分の戦略を優先する
それを基本方針にしました
成長投資枠で何を選んだのか、結果はどうだったのかはこちら
参考記事:新NISA運用実績公開|積立投資枠の次に選んだ成長投資枠は正解だったのか?
いくら積み立てるべきか?
新NISAのつみたて投資枠は、年間120万円(月10万円)まで投資できます
私は、開始時から月10万円の満額設定にしました
旧つみたてNISAで積み立てていたファンドの成績が良く、
同じ商品を継続する方針だったからです
すでに実績があり、リスク許容度も把握できていました
積立額に迷う場合は、「将来いくらになるか」を
一度シミュレーションしてみるのも一つの方法です。
私は別記事で、20年後の資産額を簡単に計算する方法を紹介しています
関連記事: 将来いくら増える?NISAの20年後を超簡単にシミュレーションする方法
ただし、満額が正解ではない
私が満額にできたのは、
- 旧つみたてNISA制度での経験があった
- 旧つみたてNISAで選んだファンドで
相場の上下を経験していた - 旧つみたてNISAで運用していたファンドの
パフォーマンスに満足して、新NISAでも
同じ銘柄を選んだ - 余剰資金の範囲内で5年以上の投資が可能
という前提があったからです
投資額は「制度の上限」ではなく、
自分の投資経験とリスク許容度で決めるものです
判断基準の例
迷う場合は、次を目安にするとよいと思います
- 例えば、相場が20%下落しても継続できるか
- 余剰資金の範囲内か
- 積立額を減らさず1年以上続けられるか
- 積立額を減らしたとしても5年以上続けられるか
不安があるなら、
- 少額から始め、後から増額する
- もし苦しくなったら、減額して続ける
でも問題ありません
まとめ|新NISAは「完璧」より「継続」
新NISAは、長期投資を前提とした制度です
私は旧制度の経験を活かし、同じ方針を継続しました
月10万円の満額でスタートしましたが、
それは自分に合っていたからです
大切なのは、
- 制度の上限ではなく、自分のリスク許容度
- 情報の多さではなく、続けられる仕組み
焦らず、背伸びせず、淡々と積み立てる
それが私の選んだやり方です
そして今後も、運用状況は定期的に公開していく予定です
新NISAを始めるための証券会社選びには、こちらの記事をチェックして下さい
参考記事:新NISA|おすすめ証券会社はどこ?SBIと楽天が2強な理由を数字で検証
新NISA「成長投資枠」の運用実績も公開しています
参考記事:新NISA運用実績公開|積立投資枠の次に選んだ成長投資枠は正解だったのか?

