老後が不安な40代、50代へ。コツコツ増やす長期積立投資の安心プラン
では、コツコツと安全にお金を増やすには積立投資、
積立投資の中でも、ドルコスト平均法が王道という話をしました。
積立投資やドルコスト平均法の何がいいのか?
どんなメリットやデメリットがあるのか、みたいな話も書いています。
今回は、ドルコスト平均法や積立投資ができる商品の中で、
特に投資初心者におすすめの5選を紹介したいと思います。
5つ全て、ヒロヒロ自身が実際に経験済で、尚且つ、
2025年3月30日現在まで、含み益を出している商品ばかりです。
インデックスファンドがいいのか、バランスファンドがいいのか、S&P500がいいのか、
オルカンがいいのかなど、どの銘柄がいのかみたいなところまでは話しません。
あくまで、おすすめの資産運用サービスについてです。
また、積立投資やドルコスト平均法以外より、もう少し、
ハイリスクハイリターンを狙う、あるいは短期間でのリターンを狙いたい、
という方向けのお話は、こちらの記事をご参照ください
参考記事:ドルコスト平均法や積立投資じゃ物足りない人へ。次に選ぶべき攻めの投資術
では、本題に入りますが、最初に自己紹介だけさせてください。
ヒロヒロは、某大手メーカーで数100億円から1,000億円超の
投資案件の分析などの仕事をしている、サラリーマン投資家です。
どんな投資や資産運用を、どれくらい、してきたかというと、
2017年10月から、投資や資産運用初心者向けのNISAとロボアドバイザーを2本柱にして、
リスクはあるけどハイリターンを狙える仮想通貨に、株価指数CFDも加えて、
毎週とか決まったタイミングで、一定の金額分だけを、ひたすら機械的に買い続ける、
ドルコスト平均法といわれる積立投資をメインに続けた結果、
2024年12月27日現在、原資 約1,800万円を評価額 約4,500万円に
増やして、現在も継続中です。
ちなみに、5年以上続けた積立投資は、ロボアドバイザー、NISA、仮想通貨、
楽天ポイント投資、株価指数CFDのすべてが黒字化しています。
なので、ヒロヒロと同じように、サラリーマンとしての安定した収入はあるので、
そろそろ、NISAとか、ロボアドバイザーでも始めてみようかな~とか、
NISAやロボアドバイザーは一応初めたけど、他にも何か始めたいと思っている人や、
初めて1、2年は経ったけど、このままでいいのか不安だな~とか、
そんな風に感じている人達に、自分の実体験や学んだこと、感じたことが役に立てる!
と考えて、このヒロヒロの資産運用ブログを立ち上げました。
参考記事:ドルコスト平均法でFIREを目指す投資家ヒロヒロの自己紹介
本で勉強しただけとか、企業の宣伝文句ではなく、
サラリーマン投資家が実際に体験して分かったこと、学んだこと、感じたことを
ヒロヒロ自身の、7年間の投資体験に基づいて、赤裸々にお話ししますので、
こんな人には是非、この記事を読んで欲しい!
✔ 投資初心者にはドルコスト平均法で積立投資をやるのがいいとか、よく聞くけど、
完全におまかせで、全自動で資産運用してくれるサービスなんて、あるの?
手数料はどれくらい? 税金はどうすんの? 本当に儲かんの?
✔ ドルコスト平均法で積立投資ができる、おすすめの資産運用サービスを知りたい
✔ ドルコスト平均法や積立投資を始めたいが、ロボアドバイザーNISAなど、
何から始めればよいのか、何を選べばよいのか、分からない
✔ NISAは既にやってるので、NISAに続いてもう一つ、何か良いサービスがないか、
探している
✔ NISAもウェルスナビも既にやってるので、他にも何か良いサービスがないか、
探している
ただし、投資や資産運用は、あくまで、余剰資金と自己責任でやりましょう
1. NISA
NISAは、利益に対して非課税、税金がかからない、素晴らしい制度です。
2018年から始まりましたが、2024年からはいわゆる新NISAとして、
非課税対象の投資上限金額が、大幅に拡大されました。
出典:三井住友銀行「NISAの成長投資枠」
出典:SBI証券「成長投資枠」
参考記事:新NISAの上限解除って何?メリット、注意点をわかりやすく解説
NISAの対象となる金融商品は、金融庁の厳しいチェックを受けたものに
限定されているので、平たく言うと、ええ加減なものや怪しいものは除外されている、
と考えられます。
また、SBI証券や楽天証券では、NISA対象金融方品の自動積立投資サービスがあるので、
最初に金融商品を選んで、積立金額を設定したら、あとはなにもしなくても、
全自動積立投資をしてくれます。
ヒロヒロが利用しているSBI証券では、自動積立投資や手動での売買時に、
手数料もかかりません。
ちなみに、「クレジットカードからの引き落としでVポイントがもらえます」
みたいなサービスもよくあるので、ポイ活をしてる人等は要チェックです。
ヒロヒロは、貯金等ではなく、投資を資産運用の主としていますが、
投資の中でも、NISAを一番手堅い、一等一番目の主軸と考えて、
ドルコスト平均法で積立投資を続けています。
ヒロヒロの投資方針は、こんな感じです。
✔ 15年前後で、非課税投資金額上限の1,800万円に達するまで、投資する。
✔ 積立投資枠の非課税投資金額上限となる、毎月10万円を、クレジットカードの
自動引き落としで、積立投資する。
✔ 現金に余力ができると、随時、成長投資枠でも、手動で積立投資をする。
ちなみに、2018年から2023年まで続けた、旧つみたて投資の成績は、
原資240万円が約1.7倍の403万円に増えて、終了しました。
<旧つみたてNISA|ドルコスト平均法での積立投資実績>

2023年12月で、積立は終了しましたが、2025年4月2日現在も保有し続けていて、
2025年4月2日現在では501万円に増えており、価値が上がっていくのを
楽しく見守っています。
また、2024年から始まった新NISAの成長投資枠は、今のところは黒字で、
成長投資枠の方は、3つの銘柄に投資中ですが、1つは黒字、2つはまだ赤字、
といった感じです。
ドルコスト平均法の積立投資で、どれくらいお金を増やせるのか、
積立金額と年数を入力するだけで、超簡単にシミュレーションができます。
参考記事:将来いくら増える?NISAの20年後を簡単にシミュレーションする方法
2. ロボアドバイザー「ウェルスナビ」
ヒロヒロが、NISAの次に、手堅い投資の主軸に据えているのが、
ロボアドバイザーのウェルスナビです。
あくまで、ヒロヒロ個人の見解ですが、ロボアドバイザーなら何でもよい、
というわけではなく、ハッキリ言って、ウェルスナビ一択です。
ロボアドバイザーの中で、どれが一番いいの?
どれを選べばいいのか分からない、という方は、こちらの記事がおすすめです。
参考記事:迷ってる人必見!ロボアドバイザー徹底比較と選ぶ前に見るべき3つのポイント
ウェルスナビの特徴は、NISAと同様に、最初に設定をしたら、
ほったらかしの全自動で、AIがポートフォリオの資産配分を最適なものにして
積立投資をし続けてくれます。
設定と言っても、5つの簡単な質問に答えるだけだし、後から変更することも
容易にできます。
勿論、クレジットカードからの引き落としも可能です。
<ロボアドバイザー(ウェルスナビ)の投資成績>
2018年から続けているウェルスナビの投資成績は、
原資953万円が約1.7倍の1703万円に増えているので、とっても優秀なんですが、
預け資産金額の1%も手数料を取られるのが、唯一のネックです。
しかし、1%どころか、10%超の年利でヒロヒロの資産を増やし続け、
2018年10月から2025年4月までの6年半で、原資953万円を約1.8倍の1,703万円に
増やしてくれているので、全く気にしていません。
また、最大0.90%(税込0.99%)の長期割という、手数料割引サービスもあります。
<ロボアドバイザー「ウェルスナビ」ドルコスト平均法での積立投資成績>

税金については、NISAと違って、利益が出ると課税対象になり得ますが、
ウェルスナビの設定で、「特定口座-源泉徴収あり」を選択しておけば、
確定申告が不要になります。

3. 仮想通貨
大きな価格上昇で、大きな利益創出も期待できるのが魅力の仮想通貨ですよね
リスク要因である、ボラティリティーの高さ故の価格の不安定さも、
ドルコスト平均法で積立投資をすれば怖くない?!という感じで、
ヒロヒロは、仮想通貨についても、2019年2月から、
ドルコスト平均法でせっせと積立投資をやり続けています。
投資しているコインは、2025年3月31日現在、ビットコイン、イーサリアム、
リップル、ソラナの4銘柄です。
<仮想通貨「ビットコイン」ドルコスト平均法での積立投資実績>

<仮想通貨「イーサリアム」ドルコスト平均法での積立投資実績>

<仮想通貨「リップル」ドルコスト平均法での積立投資実績>

<仮想通貨「ソラナ」ドルコスト平均法での積立投資実績>

2025年4月現在、開始から1年3カ月しか経っていないソラナだけ、黒字になって
いませんが、ドルコスト平均法を続けていき、ソラナというコイン自体に大きな
問題が起こらなければ、ビットコイン、イーサリアム、リップルと同じように、
大きく黒字になるものと期待しています。
ヒロヒロは、取引所がハッキングにあうリスクを分散させる目的で、
GMOコイン、ビットフライヤー、SBI BCトレード、BITPOINT等に資産を分割していて、
それぞれの取引所で毎週、手動でドルコスト平均法での積立投資をしていますが、
Zaifなどの国内取引所では、自動積立投資サービスを提供しています。
税金については、仮想通貨もウェルスナビと同様に、利益を出せば課税対象になり得ます。
また、残念ながら、ウェルスナビのように、設定で「特定口座-源泉徴収あり」を選択して
おけば確定申告不要にできます、という取引所を知りません。
従い、自分自身で確定申告等の対処をする必要がありますので、注意が必要です。
4. 楽天ポイント投資
楽天ポイント投資とは、楽天カードを使って買い物をした際にもらったポイントで、
楽天証券で、投資信託などの金融商品を購入できるサービスです。
『もらったポイントで』というところがミソで、現金を入金して買わなくていい、
つまり、自腹を切らなくていいんです。

出典:楽天証券
ヒロヒロも、2019年から2024年7月まで、楽天証券で楽天ポイント投資をしていました。
毎月、買い物金額に応じて付与される楽天ポイントで、買える分だけ、
三菱UFJ-eMAXIS Slim 先進国株式インデックスという投資信託に、
投資し続けるといった感じなので、定額ではないため、
ドルコスト平均法とは言えませんが、
毎月、貰ったポイントで買える分だけ買う、という形の積立投資です。
ちなみに、三菱UFJ-eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、NISA対象銘柄にも
なっている優秀な投資信託なので、ヒロヒロの投資成績もメチャメチャ優秀で、
原資17万4千ポイント(17万4千円相当)が、4年9カ月で29万2千円になりました。
もっとも、原資のポイント自体がただでもらったものなので、言うことありません
<楽天ポイント投資「三菱UFJ-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」積立投資実績>

関連記事:ポイントだけで20万円超え!楽天ポイント投資の実績と超簡単な4つの戦略
ヒロヒロは、NISAはSBI証券でやっています。
NISAをやる証券会社は一つしか選べないルールがあるため、
2025年から始まった新NISAの成長投資枠で、貰った楽天ポイントで買い物して、
浮いた金額分だけ、投資信託を買った方が、利益が非課税なんだから得じゃん!
ということで、2024年7月からは、SBI証券でやってるNISAの成長投資枠で、
野村世界業種別投資シリーズに銘柄チェンジして、毎月、貰った楽天ポイントで
買い物して浮いた分だけ買うという形の積立投資に切り替えています。
野村世界業種別投資シリーズの積立投資も、2025年4月現在では、まだ始めてから
8カ月年しかたっていないので、投資成績は赤字ですが、
5年以内には黒字化することを期待して、温かく見守っています。
楽天ポイント投資は、利益が出た場合には、課税対象になり得ますが、
楽天証券でも、ウェルスナビと同様に「特定口座-源泉徴収あり」を選択しておけば、
確定申告不要にできます。

5. 株価指数CFD
最後の5つ目には、やや上級者向けの株価指数CFDをご紹介します。
株価指数CFD(Contract for Difference)とは、株価指数の値動きを対象とした
差金決済取引のことで、CFD取引では、現物の株や指数そのものを売買するのではなく、
価格の変動に対して投資を行い、売買の差額のみを決済する仕組みになっているので、
例えば、日経225、NYダウ、S&P500といった株価指数を対象に、
値上がりと値下がりによって取引するため、現物を保有せずに取引できます。

参考:楽天証券>CFDとは
また、証拠金を預けることで、少ない資金で大きな取引が可能。
いわゆる、レバレッジを活用できる、という特徴があるため、
投資をする人からすると、多くの銘柄にリスク分散された株価指数(例えばS&P500)に、
例えば10倍のレバレッジを効かせることで、1/10の少ない投資金額でも
優秀な投資法品への投資が可能になります。

参考:OANDA証券>株価指数CFDとは|意味・メリット・デメリットを詳しく解説
ヒロヒロは、GMOクリック証券で、FTSE100(通称:イギリス100)という銘柄に、
10倍のレバレッジを利かせて、毎月、2個購入し続ける、という積立投資を
2019年10月から、2024年10月まで続けましたが、
FTSE100 (通称:イギリス100)は、非常に優秀で、
原資225万円が2倍以上の518万円になりました。
<株価指数CFD|FTSE100(通称:イギリス100)の積立投資成績>

株価指数CFDも非常に魅力的な投資商品ですが、ロスカットという仕組みがあり、
ある時突然に、損切りさせられるリスクがありますので、注意が必要です。
ロスカットとは、投資家の損失を限定し、借金を防ぐ目的で、
証拠金以上の損失を出させないための安全措置として、証拠金で設定された価格まで
下がった時に、自動的にポジションが決済される、といった仕組みです。
<ロスカット発動のイメージ図>

出典:外為どっとコム>はじめての方へ>2.FXの基本と用語>ロスカットとは?意味や計算方法をわかりやすく解説
つまり、市場で、保有している銘柄の急激な価格の下落が起こると、
強制的に損切りをして売り払われてしまう可能性がある、ということです。
但し、証拠金を多く預けることで、ロスカット発動の下限値を下げることができます。
株価指数CFDを購入する際は、過去の価格の推移をチェックして、最大でどれくらい、
急激に価格が下落する可能性がありそうかを判断して、証拠金の金額を設定し、
もしも、急激な下落が起きてしまった際には、設定した証拠金額のままでは
ロスカットされてしまいそうな場合は、証拠金を積み増して、
ロスカットの発動を防ぐわけです。
ヒロヒロが保有しているFTSE100も、2020年のいわゆる”コロナショック”によって
価格が急激に3割以上も下落したときは、慌てて日本円を60万円ほど入金し、
任意証拠金を積み増すことで、ロスカットの発動を回避しました。
強制ロスカットされそうになった経験から、やっぱり、株価指数CFDはリスクあるな~
ということで、2024年10月で積立投資は中止して、価格の上昇具合を見ながら売却して、
NISAの成長投資枠と仮想通貨のドルコスト平均法に回す、というスキームを始めています。
ただ、逆に価格が上昇してくると、最低限、預けなければならない必要証拠金が引き上がる
ので、証拠金の設定金額を引き上げることで、日本円を取り戻すことができます。
その浮いた日本円を使って、新たに日本円を入金しなくても買い増しすることができます。
この特徴を使って、凸凹ありながらも基本的には核が上昇し続けている
FTSE100という優秀な銘柄への積立投資を続けることで、利益を生み出したわけです。
このように、うまく乗りこなせれば、利益を得ることができる株価指数CFDですが、
いつ価格が暴落してロスカットされてしまうかもしれない、という不安とも、
上手に付き合うことが求められます。
株価指数CFDも、利益が出た場合には、課税対象になり得ますが、ヒロヒロが利用している
GMOクリック証券でも、特定口座-源泉徴収ありを選択しておけば、確定申告を不要に
できます。
まとめ
今回の記事では、ヒロヒロ自身が実際にやってきた投資の中から、
ドルコスト平均法で積立投資ができるサービスと、
定額分を購入することができないため、ドルコスト平均法ではないものの、
積立投資ができるサービスを、合計5つ紹介しました。
もう一度、振り返ると、こんな感じですので、参考にしていただければ幸いです。
✔ ドルコスト平均法をおまかせ、自動積立投資してくれるサービスの代表例として、
新NISAの成長投資枠とロボアドバイザーのウェルスナビがある。
✔ 旧つみたてNISAとロボアドバイザーのウェルスナビの両方について、
ヒロヒロ自身、2025年3月30日現在まで約6年半、ドルコスト平均法で
積立投資をしていて、投資成績は大きく黒字になっている。
✔ ボラティリティーの高い仮想通貨のビットコイン、イーサリアム、リップル
についても、ヒロヒロ自身、2025年3月30日現在まで6年以上、
ドルコスト平均法で積立投資をしていて、投資成績は大きく黒字になっている。
✔ 楽天ポイント投資についても、ヒロヒロ自身が、貰ったポイント分だけ買う
スタイルで積立投資を2024年7月まで約6年間続けた結果、原資が約2倍に増えた。
✔ やや上級者向けの株価指数CFDは、証拠金を預けることで、少ない資金で大きな
取引が可能になるという点で魅力的な投資商品だが、価格が急激に下落した場合は、
ロスカットによって、強制的に損切りさせられるリスクがある点には注意が必要
✔ 株価指数CFDは、逆に価格が上昇している局面では、証拠金の設定金額を引き上げる
ことで、日本円を取り戻すことができるため、新たに日本円を入金しなくても
買い増しが可能な点も、魅力の一つ
✔ ヒロヒロ自身、2019年10月から2024年10月まで、株価指数CFDのFTSE100
(通称:イギリス100)を毎月2個分を購入し続けるという形で、定量積立投資を
続けた結果、投資した原資が2倍以上になった。
以下が、結論です。
・ドルコスト平均法での積立投資は、先ず、非課税のNISAをやるべし!
・NISAだけでは物足りない人は、ロボアドバイザーのウェルスナビがおすすめ
・少しリスクを取っても、冒険もしてみたい人には、仮想通貨や
株価指数CFDもあるよ
・楽天カードを持ってるなら、楽天ポイント投資は必ずやるべし!
但し、資産運用や投資は、「絶対に儲かる」とか、「絶対にお金が増える」等と
断言できるものではありません。あくまで、自己責任と余剰資金でやりましょう