仮想通貨の積立投資は、本当に増えるのでしょうか?
「危険」「ボラティリティが高い」「やめた方がいい」
そんな声も多い中、私はロボアドバイザーの
ウェルスナビやNISAなどの資産運用と並行して、
仮想通貨の積立投資を7年間続けてきました
その結果、
元本282万円は、現在413万円(+131万円)
になっています
もちろん、順風満帆ではありませんでした
暴落で資産が急激に半分近くまで減った
時期もあります
それでも積立投資をやめなかった結果が、
今の数字です
この記事では、
- 7年間のリアルな推移
- 暴落期の含み損の実態
- 積立を続けて分かったメリットと限界
- 向いている人・向いていない人
を、実際のデータとともに整理しました
※これから仮想通貨投資を始めたい方は、初心者
向けにまとめた「仮想通貨投資の始め方」も
参考にして下さい
参考記事:仮想通貨投資の始め方|有名7取引所の徹底比較ランキングとおすすめ紹介
「仮想通貨の積立投資は本当にやる価値があるのか?」
感想ではなく、7年分の実績を材料に判断してみて下さい
仮想通貨積立投資の概要(7年間の前提条件)
まずは、今回の運用の前提条件を整理します
■ 投資対象
BTC、ETH、XRP、SOLの4銘柄
■ 積立期間
2019年2月〜2026年2月までの7年間
※SOLのみ2023年12月から開始
■ 総投資額(4銘柄の合計)
282万円
■ 積立方法
各銘柄、毎週定額の1,000円分
(2025年11月~2026年2月現在)を
購入する「ドルコスト平均法」
価格を予想して売買するのではなく、
毎月決まったタイミングで機械的に
購入してきました
なぜ積立投資を選んだのか?
仮想通貨は価格変動が非常に大きく、
短期売買では精神的な負担が大きいと
感じたからです
実際、7年間の間には
- 数カ月で価格が半分以下になる暴落
- 数ヶ月で2倍以上に急騰する局面
も経験しましたし、
この積立投資を始める前には、
1時間で10分の1以下になる、超ウルトラ級の
大暴落も経験しました。
2019年に、コインチェックがハッキングされた
事件です
こうした値動きを予測することは不可能だと
判断し、「タイミングを狙わない積立投資」を
選択しました
売却はしているのか?
今回の数字(282万円 → 413万円)は、
原則売却せずに保有を継続した評価額ベースです
もちろん、途中で一部利確をしていれば
結果は変わっていたと思いますが、
あくまで「長期積立を続けたらどうなったか」を
検証するため、ずーっと保有し続けています
仮想通貨 積立投資 7年間の運用実績まとめ(結論)
7年間、毎週コツコツと積立を続けた
結果のグラフがこちらです
上から順に、BTC、ETH、XRP、SOL、
4銘柄の合計です
- 横軸:年月日
- 縦軸:金額
- 色塗り:投資額(累計)
- 折れ線:評価額(累計)



以下の数字に加えて、上のグラフで実際の推移を
見ると、ボラティリティの大きさが分かります
■ 総投資額|4銘柄の合計
282万円(2025年2月時点)
■ 現在の評価額|4銘柄の合計
413万円(2025年2月時点)
■ トータル損益|4銘柄の合計
+131万円(2025年2月時点)
4銘柄合計元本 282万円 → 413万円
■ 銘柄別
BTC(ビットコイン)
- 総投資額:93万円
- 現在評価額:146万円
- 損益:+53万円(+57%)
- 最大含み損:−0.7万円
ETH(イーサリアム)
- 総投資額:69万円
- 現在評価額:117万円
- 損益:+48万円(+68%)
- 最大含み損:−0.8万円
XRP(リップル)
- 総投資額:49万円
- 現在評価額:113万円
- 損益:+64万円(+131%)
- 最大含み損:−1.3万円
SOL(ソラナ)
- 総投資額:70万円
- 現在評価額:36万円
- 損益:-24万円(-48%)
- 最大含み損:−34万円
取引所の選び方については、こちらで詳しく解説しています
参考記事:仮想通貨投資の始め方|有名7取引所の徹底比較ランキングとおすすめ紹介
年平均リターンは?
単純計算ではありますが、
7年間で約46%の増加
年率換算すると、おおよそ年6〜7%前後の
リターンに相当します
※仮想通貨は価格変動が激しいため、
年ごとのブレは、上のグラフの通り、
非常に大きいです
ただし、一直線に増えたわけではない
2026年現在の結果だけを見ると
順調に見えるかもしれません
しかし実際は、
- 評価額が元本を大きく下回った期間
- 含み損が半年間も続いた時期
- 「やめた方がいいのでは」と感じた暴落局面
も経験しています
2023年12月に積立投資を始めたSOLに関しては、
2026年現在、まだマイナスです
それでも売らずに積立を継続してきた結果が、
現在の413万円です
この数字から分かること
✔ 仮想通貨は“短期では荒れる”
✔ しかし、長期積立では時間がリスクをならす
✔ メンタル管理が最大の難所
次章では、
実際にどんな値動きを経験してきたのか、
年別の推移とともに振り返ります
年別の資産推移と暴落局面のリアル
仮想通貨の7年間は、決して一直線ではありません
むしろ、多くの時間は“含み損との戦い”でした
ここでは、印象的だった局面を振り返ります
1〜2年目:ほぼ含み損のスタート
積立を始めてしばらくは、価格が下落基調。
買っても買っても評価額は増えず、
「本当に続けて大丈夫か?」と感じる
時期が続きました。
投資額は増えているのに、資産は増えない
積立投資で最もきついのは、実はこの時期かも
しれません
実際、SOLだけはまだ、この状態です
暴落局面:資産が半分近くに
最も厳しかった時期には、
評価額がピーク時から大きく下落。
4銘柄合計の含み損は、
最大でも数万円でしたが、
期間としては約半年間も続きました
巷では、「仮想通貨は終わった」みたいな
声が増えましたが、正直、
やめようとは全く思いませんでした
続けられた理由はシンプルで、
ドルコスト平均法は最後に笑えると信じたから
それだけです
最低でも5年は続けようと決めて、
ただひたすら続けてきました
回復局面:積立の効果を実感
その後、市場は徐々に回復。
安い時期に積み立てていた分が効き始め、
平均取得単価が下がっていたことを実感しました
積立は、
下落時こそ威力を発揮します
結果として、現在は
元本282万円 → 413万円
まで増加しました
この7年間で分かったこと
✔ 暴落は必ず来る
✔ 価格予想はほぼ不可能
✔ 続けられる仕組み作りが最重要
仮想通貨積立投資の本質は、
「どの銘柄を選ぶか」と、同等かそれ以上に
「続けられるかどうか」だと感じています
コイン別の内訳(BTC・ETH・XRP・SOL)
2026年2月現在、積み立てているのは、
以下の4銘柄です
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- XRP(リップル)
- SOL(ソラナ)
それぞれの役割と結果を振り返ります
BTC(ビットコイン):安定軸
ポートフォリオの中心
一番メジャーな銘柄でさえも、
値動きは大きいものの、
長期的には最も安定感があり、
資産全体の土台になっています
大きく崩れにくい存在として、
精神的な支えにもなりました
ETH(イーサリアム):成長エンジン
上昇局面ではBTC以上の伸びを見せる場面もあり、
BTCとともに、ポートフォリオ全体のリターンを
押し上げた銘柄
一方で下落時のボラティリティも大きく、
価格変動の振れ幅はBTCより強めだと感じています
XRP(リップル):波乱枠
価格材料に大きく左右される銘柄
長期間伸び悩む時期もありましたが、
2024年後半の急騰局面では
一気に含み益を拡大
結果として、リターンのブレ幅を大きくした存在です
SOL(ソラナ):ハイリスク・ハイリターン
途中から積立対象に加えた銘柄
2026年現在、今まさに急落を経験中ですが、
ビットコインやイーサリアム、リップルと同様に
回復局面が来れば、資産増加に貢献してくれると
期待、今後が楽しみです
値動きは荒い反面、成長が楽しみな銘柄で、
分散効果という意味でも、重要な役割を果たしています
分散して分かったこと
✔ BTCだけよりリターンの波が大きい
✔ ただし上昇局面では伸びやすい
✔ 銘柄分散は“精神安定剤”になる
結果として、
4銘柄への分散はリターン向上とリスク分散の両面で機能しました
7年続けて分かったメリットと限界
7年間続けてみて、仮想通貨の積立投資には
明確なメリットがある一方で、無視できない
限界もあると感じています
メリット① タイミングを考えなくていい
価格予想はほぼ不可能です
積立投資にしたことで、
「今は買い時か?」と悩む時間がなくなりました
精神的な消耗が圧倒的に少ないのは大きな利点です
メリット② 暴落時に自動的に多く買える
価格が下がると、同じ金額でより多くの数量を購入できます
実際、後から振り返ると
暴落期の積立分がリターンを押し上げていました
下落局面が“味方になる”のは積立の強みです
メリット③ 続けるほど平均取得単価が安定する
長期になればなるほど、取得単価が平準化されます
短期の乱高下に一喜一憂しにくくなるため、
投資スタイルとして非常に合理的だと感じています
⚠ 限界・デメリット① 含み損期間が長い
実際、マイナスだった期間が、年をまたいで
半年間も続いた時期がありました
プラスに転じたのもつかの間、僅か1カ月後に
再び、マイナスが4カ月続きました
“結果が出るまで耐える時間”は想像以上に長いです
⚠ 限界・デメリット② 上昇初動の爆益は取りにくい
一括投資と比べると、
急騰局面でのリターンは限定的になります
積立は「安定を取る代わりに爆発力を抑える戦略」です
⚠ 限界・デメリット③ メンタルが最重要
価格が半分以下になっても続けられるか。
これが最大の壁です
ルールを守れなければ、積立投資の意味が
なくなってしまいます
結論
仮想通貨の積立投資は、
✔ 短期間で楽に稼げる方法ではない
✔ しかし、2年、3年。。。と長く続けられれば、
勝ち目が出てくる戦略
だと強く実感しています
重要なのは、
「増えるかどうか」よりも
「続けられる仕組みを作れるかどうか」です
仮想通貨積立が向いている人・向いていない人
7年間続けてみて、
仮想通貨の積立投資には「明確に向き・不向きがある」と感じました
向いている人① 短期の値動きに一喜一憂したくない人
毎日チャートを見て売買するのが苦手な人には、積立は相性が良いです
ルールを決めて機械的に続けるだけなので、
時間も精神力も消耗しません
向いている人② 長期目線で資産形成を考えている人
1年で結果を求める投資ではありません
3年、5年、7年と時間を味方につけられる人は、
積立の恩恵を受けやすいと感じます
向いている人③ 余剰資金で運用できる人
仮想通貨は価格変動が非常に大きい資産です
生活費や短期で使う予定の資金ではなく、
「減っても困らないお金」で取り組むことが前提になります
⚠ 向いていない人① すぐに結果を求める人
数ヶ月で大きな利益を出したい人には向きません
むしろ、含み損からスタートする可能性の方が高いです
⚠ 向いていない人② 暴落に耐えられない人
評価額が半分近くになる局面もあります
例えば、2026年2月現在のSOLのグラフのような
状態に耐えられずに売ってしまうと、
折角の積立投資の王道「ドルコスト平均法」の
効果は発揮されずに終わってしまいます
⚠ 向いていない人③ 価格予想を楽しみたい人
積立は「当てにいく投資」ではありません
値動きを読んで売買する楽しさを求める人には物足りないでしょう
私の結論
仮想通貨積立は、
ハイリスク・ハイリターンな資産を
“時間でならす”戦略です
魔法の方法ではありません
ただし、
「ドルコスト平均法」の効果を信じて
ルールを守って続けられれば、
感情に振り回されにくい合理的な投資手法だと
今では確信しています
今後の方針(8年目どうする?)
7年間続けた仮想通貨の積立投資
では、8年目はどうするのか。
結論から言うと――
もちろん、継続です
積立投資は続けるのか?
はい、続けます
理由はシンプルで、
- タイミングを読まない戦略が機能している
- 価格変動に慣れ、ルールを守れるようになった
- 長期で見るとリスクが平準化されていると感じる
からです
銘柄配分は見直す?
現時点では大きな変更予定はありません
ただし、
- 市場環境の変化
- 各プロジェクトの成長性
- リスク分散の観点
は定期的に、というかほぼ毎日、
仮想通貨関連ニュースやインフルエンサーの
分析動画などをチェックしています
将来的に配分を調整する可能性はありますが、
“感情で動かす”ことはしません
利確はするのか?
原則は長期保有
ただし、
資産全体のバランスを見て、積立金額の見直しを
行う可能性はあります
ボラティリティーの大きい仮想通貨の比重が
あまり大きくならないよう、
NISAやロボアドバイザーのウェルスナビなど
他資産との比率は、常に意識しています
8年目の目標
目標は「爆益」ではない、とまでは言いませんが、
むしり重要視しているのは、
- 積立投資を止めないこと
- データをまとめ、定期的に公開すること
この2つです
まとめ
仮想通貨の積立投資は、
短期で結果を出す投資ではありません
しかし、
時間と規律を味方につければ、
感情に振り回されにくい戦略になります
8年目の結果も、
包み隠さず公開していきたいと思います
仮想通貨投資をこれから始める方は、
まずは取引所の選び方や始め方を確認しておきましょう
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最後までお読み下さり、ありがとうございました
