CFDとは?初心者向け完全ガイド|仕組み・メリット・デメリット・始め方まで解説

CFD(差金決済取引)の基本を初心者向けに解説するアイキャッチ画像。株価指数・金・原油など幅広い投資対象と、メリット・デメリット、レバレッジの特徴をイラストでわかりやすく表現している CFD

CFDという言葉は聞いたことがあるものの、

「株と何が違うの」
「初心者でも始められる」
「危険って本当」

と疑問を持っている人も
多いのではないでしょうか

CFDは少ない資金で世界中の株価指数や金、
原油などに投資できる便利な金融商品です

一方で、
レバレッジを利用できるため、
仕組みを理解せずに始めると
大きな損失につながるリスクもあります

この記事では、
8年以上投資を続けてきた私が、
CFDの仕組みやメリット・デメリット、
向いている人・向いていない人まで
初心者向けにわかりやすく解説します

あわせて、当ブログの
CFD関連記事もまとめているので、
知りたい内容を見ていただけると思います

この記事を読めば、
CFDを始めるべきかどうか、
自分に合っている投資なのかが
判断できるようになります

私自身の運用実績はこちらで公開しています
【運用実績公開】FTSE100をCFDで5年積立した結果|利益・損失を全公開

この記事がおすすめな人

こんな方にはぜひ読んで欲しいと思います

✓ CFDとは何か知りたい
✓ 株やFXとの違いを知りたい
✓ CFDを始めるか迷っている
✓ 危険性や注意点を知ってから始めたい
✓ CFD関連記事をまとめて読みたい

この記事を読むメリット

一見難しそうなCFDですが、
この記事を読めばこんなメリットがあります

✓ CFDの基本が理解できる
✓ メリット・デメリットが分かる
✓ 自分に向いているか判断できる
✓ 初心者が失敗しやすいポイントを
 避けられる
✓ 関連記事にも進めるので
 知識を深められる

CFD(差金決済取引)の仕組みを図解で解説したイラスト。中央にCFD、左側に株価指数(日経225・S&P500)、右側に金・原油・為替・暗号資産CFDを配置し、現物を保有せず価格差で利益を狙う投資であることを矢印で分かりやすく示している

CFDとは?

CFDとは
「Contract For Difference」の略で、
日本語では差金決済取引と呼ばれます

簡単にいうと、
実際に商品を購入するのではなく、
売買した価格の差額だけをやり取りして
利益や損失が決まる投資方法です

例えば
日経平均株価が3万円のときに買い、
その後3万1,000円で決済すれば、
その差額が利益になります

反対に値下がりすれば損失になります

現物を保有しないため、株だけでなく
世界中の株価指数、金、原油、天然ガスなど
様々な金融商品に投資できることが特徴です

出典:CFDとは?その仕組みや特徴を解説|IG証券

CFDと株式投資の違い

初心者が最も気になるのが、株式投資との違いです

比較項目CFD株式投資
現物保有×
下落でも利益を狙える信用取引以外は×
レバレッジ基本なし
少額投資銘柄による
配当配当調整額配当金

CFD最大の特徴は、
相場が下落しても利益を狙える点です

一方で、
レバレッジを利用できるため
利益が大きくなる反面、損失も拡大する
可能性があります

そのため初心者は、
まず低いレバレッジで始める方が
よいと思います

CFDの5つのメリットを図解したイラスト。中央にCFDを配置し、その周囲に「少額で始められる」「下落相場でも利益を狙える」「レバレッジを活用できる」「世界中の資産へ投資できる」「24時間近く取引できる商品もある」の特徴を分かりやすくまとめている

CFDのメリット

CFDには、他の投資にはない魅力があります

少額から始められる

レバレッジを利用することで、
現物投資より少ない資金でも取引できます

資金効率を高められる点は大きなメリットです

値下がりでも利益を狙える

CFDでは現物を保有せず
価格差だけを取引するため、
「買い」だけでなく「売り」から
取引を始めることもできます

そのため、
相場が下落すると予想した場合でも
利益を狙えるのが特徴です

(イメージ)
40,000円で売る

39,000円で買い戻す

1,000円分の利益

この様に「後で買い戻す」ことが前提なので、
最初に現物を持っている必要はありません

投資対象が豊富

国内株だけでなく、

・日経225
・S&P500
・NASDAQ100
・金
・原油
・天然ガス

など世界中の資産へ投資できます

24時間近く取引できる商品もある

海外市場に連動する商品では、
日中だけでなく夜間も取引できる
ケースがあります

仕事が終わったあとでも売買しやすい点は
忙しい人にとって大きなメリットです

詳しくはこちらの記事でも解説しています

私の考え

私は、資産形成では新NISAを中心に
10年以上の長期運用の方針で行っていますが、
CFDも自分自身の経験からは、
5年前後でも十分、リターンを狙える投資だと
実感しています

ただし、レバレッジを高く設定すると
短期間で大きな損失になる怖さもあります

そのため、初心者ほど
「利益を大きく狙うこと」よりも
「まずは仕組みを理解すること」
「少額から始めて徐々に慣れること」
を優先するのがおすすめです

CFDの主なデメリットを図解したイラスト。中央に「CFD」を配置し、その周囲に「損失が大きくなることもある」「ロスカットがある」「金利・調整額がかかる場合がある」「長期保有に向かない商品もある」「知識が必要」の5つの注意点をアイコン付きでわかりやすくまとめている

CFDのデメリット

メリットが多いCFDですが、
始める前にデメリットも理解しておく
ことが重要です

特にレバレッジを利用できる点は、
利益だけでなく損失も大きくなる
可能性があります

デメリットを理解した上で取引すれば、
リスクを抑えながら運用しやすくなります

レバレッジで損失も大きくなる

CFDはレバレッジを効かせられる分、
少ない資金で大きな金額を取引できます

一方で、
予想と反対に価格が動くと
損失も大きくなります

例えば、10万円の資金で
100万円分の取引をしている場合、
価格が5%下落すると約5万円の損失に
なります

利益を狙える反面、
資金管理がとても重要な投資といえます

関連記事:FTSE100 CFDのレバレッジは何倍が安全?5年運用した結論

ロスカットがある

損失が一定以上になると、
証拠金を守るために強制的に決済される
ロスカット制度があります

ロスカットは
損失の拡大を防ぐ仕組みですが、
急激な相場変動では想定以上の損失になる
こともあります

そのため、ロスカット任せではなく、
自分で損切りルールを決めることが大切です

参考記事:FTSE100 CFDのリスク管理まとめ|ドローダウン・追加入金・ロスカット回避

金利・調整額が発生する場合がある

CFDでは保有期間や商品によって、
金利調整額や配当調整額などが発生する
ことがあります

長期間保有するとコストが積み重なるため、
事前に取引ルールを確認しておきましょう

参考:3種類の調整額 | はじめてのCFD | GMOクリック証券

長期投資には向かない商品もある

CFDは、
短期売買を前提に設計されている商品が多く、
長期間保有するとコスト負担が増える場合が
あります

資産形成が目的なら、
新NISAなどの長期投資と使い分けることが
大切です

私の場合も、
資産形成のための長期積立投資は
NISAとウェルスナビ、

比較的ハイリスク・ハイリターン狙いの
スパイス的な役割で株価指数CFDと仮想通貨
という使い分けをしています

8年以上投資を続けた私の考え

私は資産形成の中心を
新NISAとウェルスナビに置いています

CFDは、
短期間の値動きを狙える魅力がありますが、
比較的安定的に資産を増やそうとするなら、
積立投資のほうがベターだと思います

私自身、実際に積立投資をしてきましたし、
特に初心者に向いていると思います
関連記事:FTSE100 CFDを積立投資する方法|毎月2ロットで5年続けたやり方
関連記事:実際いくら増えた?株価指数CFDのFTSE100を5年積立投資した実績

CFDを始める場合も、
生活資金には手を付けず、余裕資金で
少額から経験を積むことをおすすめします

CFDとFXの違い

CFDとFXは
どちらもレバレッジを利用できるため、
似た投資と思われがちです

しかし、投資対象は大きく異なります

比較項目CFDFX
投資対象株価指数・株式・金・原油など通貨
売りから取引
レバレッジ
主な値動き要因経済・企業・商品価格為替相場
分散投資しやすい通貨中心

FXは通貨の値動きに投資しますが、
CFDは株価指数や商品など幅広い資産へ
投資できます

そのため、
「株価指数に投資したい」
「金や原油にも投資したい」
という人にはCFDの方が選択肢が豊富です

CFDが向いている人と向いていない人を比較した図解。左側に「短期売買したい」「相場下落でも利益を狙いたい」「世界中へ投資したい」、右側に「長期積立だけしたい」「価格変動が苦手」「余裕資金がない」を配置し、中央で「自分の投資目的で選ぼう」と投資スタイルに合った選択の重要性を示している

出典:
FXとその他のCFDの違いとは?それぞれの特徴も解説|IG証券
CFDとFXの違いとは?各取引の傾向や向いている方の特徴を紹介 | CFD | GMOクリック証券

CFDはどんな人に向いている?

CFDは誰にでも
おすすめできる投資ではありません

自分の投資スタイルに合っているかを
確認してから始めることが大切です

CFDがおすすめな人

✓ 比較的、短期で売買したい
 ※積立なら中・長期投資にも向く
✓ 下落相場でも利益を狙いたい
✓ 世界中の資産に投資したい
✓ 少額から始めたい
✓ NISA以外の投資もしたい

CFDをおすすめしない人

✓ 長期積立だけしたい
✓ 値動きが気になってしまう
✓ 投資初心者で勉強せず始めたい
✓ 生活費を投資に回そうとしている
✓ 安定志向

8年以上投資を続けた私の考え

資産形成が目的なら、まず新NISAで
積立投資を始めることをおすすめします

そのうえで、
値動きを利用した投資にも挑戦したい人が、
余裕資金の範囲でCFDを活用するのが
無理のない始め方だと考えています

私はCFDは

「資産形成の主役」ではなく、
「固めの投資の次の一手」

と考えて楽しみながら、
自分に合った使い方をしています

CFDの始め方【5ステップ】

CFDは、証券会社やFX会社で
口座を開設すれば始められます

ただし、
いきなり大きな金額で取引するのではなく、
少額から経験を積むことが大切です

CFDを始める流れを5つの手順でまとめた図解。①CFD口座を開設、②本人確認、③入金、④取引する銘柄を選ぶ、⑤少額で取引スタートの順に矢印でつなぎ、初心者でも始め方がひと目で分かるように整理している

STEP1 CFD口座を開設する

まずは、CFDを
取り扱っている会社で口座を開設します

取扱商品や手数料、
レバレッジなどは会社によって異なるため、
自分に合ったサービスを選びましょう

参考記事:FTSE100はどこで買う?5年運用した私の証券会社

STEP2 本人確認を行う

本人確認書類を提出し、
審査が完了すれば取引できるようになります

最近はスマホだけで
本人確認が完了する会社も増えています

STEP3 入金する

口座へ資金を入金します

万一損失が出ても生活に影響しない
余裕資金だけを入金しましょう

STEP4 銘柄を選ぶ

CFDでは、

・日経225
・S&P500
・NASDAQ100
・金
・原油

など、多くの商品を取引できます

私は、値動きが比較的わかりやすい
株価指数CFDから始めました

STEP5 少額で取引を始める

最初から利益を大きく狙う必要はありません

まずは少額で、
注文方法や値動きに慣れながら
経験を積むことが大切です

CFDで初心者が失敗を防ぐための5つのポイントをまとめた図解。中央に「失敗を防ぐ5つのポイント」を配置し、その周囲に「少額で始める」「損切りを決める」「レバレッジを上げすぎない」「余裕資金で運用」「感情で売買しない」をアイコン付きでわかりやすく紹介している

8年以上投資を続けた私の考え

投資で失敗するケースの多くは、
「知識不足」よりも
「最初から大きく賭けてしまうこと」
が原因だと感じています

CFDは経験を積むほど
取引ルールが身に付いてきます

最初は利益よりも、
「損失を小さく抑える練習」と
考えるくらいがちょうど良いでしょう

CFD初心者が失敗しないための5つのポイント

CFDは便利な投資ですが、
ルールを決めずに始めると失敗しやすく
なります

次の5つを意識するだけでも、
大きな失敗を避けやすくなります

① 少額から始める

最初は、
利益よりも経験を積むことを優先しましょう

② レバレッジを高くしすぎない

高いレバレッジは利益も損失も大きくします

特に初心者のうちは
高くすぎないレバレッジがおすすめです

③ 余裕資金だけで運用する

生活費や近いうちに使う予定のお金は
投資に回さないことが基本です

④ ロスカットを回避するための現金を用意しておく

CFDでは、相場が急落すると、
強制的にロスカットが行われてしまう
リスクがあります

私もコロナショックなど
何度か危うい状況になりましたが、
証拠金を追加入金してロスカットレートを
下げることで、ゲームオーバーを免れました

⑤ 感情で売買しない

焦って売買を繰り返すと、
冷静な判断ができなくなります

ルールを守ることが長く続けるコツです

8年以上投資を続けた私の考え

私自身も投資を始めた頃は、
「もっと利益を出したい」と
焦ることがありました

しかし長く続けるほど感じるのは、
短期で大きく勝つことよりも、
長期で負けないことの方が重要
だということです

CFDでも同じで、
運用方針を徹底して行動するほど
長く市場に残りやすく、
最終的に勝ちやすいと感じています

CFD関連記事まとめ

CFDについてさらに詳しく知りたい方は、
以下の記事も参考にしてください

CFDは危険?やめとけと言われる5つの理由と6年運用した私の結論

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