CFDなら、日経平均に興味をも日本人は多い.
やはり日本人にとって最も身近な指数だから
だろうと思います
一方で私は、これまでFTSE100のCFDだけを
取引してきました
今回、日経平均CFDをやらない理由を
考えて、本当にそれが合理的なのか、
一度冷静に比較してみました
- 必要証拠金
- 構成銘柄
- コロナショック時の下落率
- 最高値更新ペース
という観点で整理します
■ 比較対象
- 日経平均株価
https://jp.investing.com/indices/japan-ni225 - ダウ平均株価
https://jp.investing.com/indices/us-30 - S&P 500
https://jp.investing.com/indices/us-spx-500 - FTSE 100
https://jp.investing.com/indices/uk-100
① 最小いくらから取引できる?
CFDで指数を購入する際の
必要証拠金の目安を比較します
※GMOクリック証券で証拠金率10%、
最小0.1枚購入前提。
指数値、為替は2026年2月時点での概算
| 指数 | 必要証拠金目安 |
|---|---|
| 日経平均 | 約6,000円 |
| S&P500 | 約11,000円 |
| FTSE100 | 約21,000円 |
| ダウ | 約76,000円 |
■ 前提条件
- レバレッジ:10倍(証拠金率10%)
- 最小ロット:0.1枚
- 為替レート:1ドル=150円、1ポンド=20円
- 指数価格(2025~2026年2月の概算):
■ 計算式
- 必要証拠金=指数価格×最小ロット÷レバレッジ
各指数の計算例
■ 日経平均
- 計算:50,000円 × 0.1 ÷ 10 = 500円
- 実際の最低証拠金は約 5,000円
■ S&P500
- 計算:5,000ドル × 0.1 ÷ 10 = 50ドル
- 円換算:50 × 150円 = 7,500円
■ FTSE100
- 計算:10,000ポンド × 0.1 ÷ 10 = 100ポンド
- 円換算:100 × 210円 = 21,000円
■ ダウ平均
- 計算:40,000ドル × 0.1 ÷ 10 = 400ドル
- 円換算:400 × 150円 = 60,000円
まとめ(最小購入証拠金目安)
| 指数 | 最小ロット | レバ10倍時証拠金 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 0.1枚 | 約5,000円 | Investing.com |
| S&P500 | 0.1枚 | 約7,500円 | Investing.com |
| FTSE100 | 0.1枚 | 約21,000円 | Investing.com |
| ダウ平均 | 0.1枚 | 約60,000円 | Investing.com |
ダウは最も資金が必要
日経平均、S&P500は少額スタート可能
FTSE100はポンド建て+指数値が大きく、
資金負担がやや重い
といった傾向が分かりました
② 構成銘柄の違いが値動きを決める
指数の値動きは構成銘柄の特徴によって
大きく左右されます。
ここでは代表的な銘柄と特徴を整理します
■ 日経平均の特徴
株価平均型で、値がさ株の影響が大きい
代表銘柄例:
| 銘柄 | 特徴 | 出典 |
|---|---|---|
| 東京エレクトロン | 半導体製造装置メーカー。半導体相場の影響を受けやすい | 公式サイト |
| ファーストリテイリング | ユニクロを運営。消費関連テーマ株 | 公式サイト |
| ソフトバンクグループ | 投資持株会社。テック投資で値動きが大きい | 公式サイト |
■ ダウ平均の特徴
30銘柄のみの株価平均型。
1社の値動きが指数に与える影響が大きい。
| 銘柄 | 特徴 | 出典 |
|---|---|---|
| Apple | iPhoneやサービス売上で成長。株価変動が大きい | 公式サイト |
| Microsoft | クラウド・ソフトウェア中心。安定した成長 | 公式サイト |
| UnitedHealth Group | 米国最大の保険・医療サービス企業 | 公式サイト |
| Goldman Sachs | 投資銀行。景気変動の影響大 | 公式サイト |
■ S&P500の特徴
500銘柄の時価総額加重型。
分散が効いており、トレンドは比較的滑らか
- 大型テック銘柄中心
- 分散効果で1銘柄の影響は小さい
■ FTSE100の特徴
資源・金融比率が高い。
原油価格や金利に影響されやすく、
景気循環型の指数。
- ロイヤル・ダッチ・シェル(エネルギー)
- HSBC(銀行)
- BP(石油)
ポイント
- FTSE100
景気・資源依存で影響を受けやすい - 日経平均・ダウ
値がさ株・テーマ株で
1社の値動きの影響大 - S&P500
分散・安定性重視
③ コロナショック時の下落率比較
020年2月〜3月のパンデミック初動で、
各指数がどれだけ下落したかを比較します
下落率表(高値→安値・概算)
| 指数 | 高値(年/月/日) | 高値 | 安値(年/月/日) | 安値 | 下落率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 日経平均株価 | 2020/2/17 | 24,115円 | 2020/3/19 | 16,552円 | 約▲31% |
| ダウ平均株価 | 2020/2/12 | 29,551ドル | 2020/3/23 | 18,591ドル | 約▲37% |
| S&P 500 | 2020/2/19 | 3,386ドル | 2020/3/23 | 2,237ドル | 約▲34% |
| FTSE 100 | 2020/1/17 | 7,673ポンド | 2020/3/23 | 4,993ポンド | 約▲35% |
出典:
日経平均株価 インデックス(N225) – Investing.com
ダウ平均株価 インデックス – Investing.com
S&P500 インデックス – Investing.com
FTSE100 インデックス – Investing.com
どの指数も30%超の急落があり、
大差はありませんでした
CFD取引には、ロスカットのリスクがあるため、
どの銘柄でも、20~30%の下落想定と追加の
証拠金を入金できるように備えが必要です
④ 最高値更新ペース比較
過去の高値更新ペースを指数ごとに比較します。
期間はコロナ安値(2020年3月)から直近高値まで
| 指数 | 前回高値 | 高値日 | 次回最高値 | 更新日 | 更新まで期間 |
|---|---|---|---|---|---|
| S&P 500 | 3,386ドル | 2020/2/19 | 3,393ドル | 2020/7/1 | 約5か月 |
| ダウ平均 | 29,551ドル | 2020/2/12 | 29,568ドル | 2020/10/1 | 約8か月 |
| 日経平均 | 24,115円 | 2020/2/17 | 24,172円 | 2021/1/4 | 約11か月 |
| FTSE 100 | 7,673ポンド | 2020/1/17 | 7,758ポンド | 2023/12/30 | 約3年 |
- S&P500は回復が早く、約5か月で直前高値を更新
- ダウは約8か月かかり、回復速度はS&Pより遅い
- 日経平均は約11か月かかり、回復は遅め
- FTSE100は3年近くかかり、長期的な低迷もある
この結果を踏まえると、短期積立や定量積立の
戦略の場合には、回復スピードの速いS&P500や
ダウの方が心理的に続けやすい一方、FTSE100は
忍耐力が試されて長期投資になることが
よく分かりました
出典:
S&P500 インデックス – Investing.com
ダウ平均株価 インデックス – Investing.com
日経平均株価 インデックス(N225) – Investing.com
FTSE100 インデックス – Investing.com
株価指数CFDはどんな人に向いている?
株価指数CFDは、
以下のような人に向いている投資商品です
少ない資金でも大きな利益を狙いたい人
株価指数CFDは、
レバレッジを活用できるため、
少ない資金でも大きな金額を運用できます
例えば、
レバレッジ10倍なら、
10万円の資金で100万円分の取引も可能です
そのため、
✔ まだ投資資金が少ない
✔ 少額でも効率よく運用したい
✔ 現物株より大きな利益を狙いたい
という人には魅力があります
ただし、利益だけでなく
損失も大きくなりやすいため、
リスク管理は必須です
値動きがあっても冷静に続けられる人
株価指数CFDは、
価格変動が大きいです
特にレバレッジをかけると、
短期間で大きく増えることもあれば、
急落することもあります
そのため、
✔ 含み損でも慌てない
✔ 暴落時にも冷静に追加資金を入れられる
✔ 長期目線で考えられる
という人の方が向いています
逆に、
✔ 毎日の値動きが気になってしまう
✔ 含み損に強いストレスを感じる
という人は、
NISAなどの現物投資の方が安心です
定期的にリスク管理できる人
上に関連するのですが、
株価指数CFDでは、
ロスカット対策が非常に重要です
特に暴落局面では、
証拠金を追加しないと、
強制決済される可能性があります
そのため、
✔ 相場状況を定期的に確認できる
✔ 必要なら証拠金を追加できる
✔ レバレッジ管理を理解できる
という人に向いています
私自身も実際に、
コロナショックなどの急落時には急遽、
証拠金を追加してロスカットを免れました
完全放置に近い運用をしたい人には、
新NISAやロボアドバイザーの方が向いています
ヒロヒロが株価指数CFD「FTSE100」を選んだ理由
ヒロヒロ自身は、
複数の株価指数を比較した結果、
FTSE100に積立投資してきました
理由は、
✔ 長期積立との相性が良い
✔ 比較的値動きが安定している
✔ 高配当銘柄が多い
と感じたからです
もちろん、
株価指数CFDにはリスクもあります
ただ、
リスクと管理を承知の上なら、
魅力的な投資商品の一つだと思っています
参考記事:CFDは危険?やめとけと言われる理由と6年運用した私の結論
私の実体験
正直、FTSEはなかなか上がらず、
嫌になりそうな時期もありました
しかし、
- 含み損は出なかった
- 他指数を見なかった
こともあって、
24年末まで定量積立を継続できた結果、
今は大きな利益につながっています
5年間の運用実績の詳細はこちら
▶ 【運用実績公開】FTSE100をCFDで5年積立した結果|利益・損失を全公開
それでもS&P500は魅力的
今回の比較で、
合理性だけで言えば
S&P500は非常に強いと感じました
実際、新NISA「成長投資枠」では
S&P500にも積立投資中です
▶ 新NISA運用実績公開|積立投資枠の次に選んだ成長投資枠は正解だったのか?
今後、資金が戻ったら
- FTSEをコア
- S&Pをサテライト
という設計も考えたいと思います
主要株価指数CFDを比較するとこんな違いがある
株価指数CFDには、
さまざまな種類があります
代表的な指数の特徴を、
ざっくり整理すると以下の通りです
| 指数 | 特徴 | 値動き | 配当傾向 |
|---|---|---|---|
| FTSE100 | 高配当銘柄が多い | 比較的穏やか | 高め |
| S&P500 | 米国大型株中心 | 標準的 | 普通 |
| NASDAQ100 | ハイテク株中心 | 非常に大きい | 低め |
| 日経225 | 日本代表株 | やや大きい | 普通 |
ヒロヒロ自身は、
「長期積立で無理なく続けやすい」
と感じたため、
FTSE100 CFDに積立投資してきました
もちろん、どの指数にも
メリット・デメリットがあります
大切なのは、
値動きの大きさだけで選ぶのではなく、
✔ 積立投資を続けられるか
✔ 長期間持ち続けられるか
✔ 暴落時に、ロスカットを防ぐ
ための証拠金を追加できるか
✔ 暴落に、精神的に耐えられるか
を重視することです
株価指数CFDは、
上手く運用できれば
非常に魅力的な投資商品ですが、
レバレッジ商品である以上、
リスク管理が大前提になります
結論
投資は、結果が出るまで
誰にも正解が分かりません
株価指数CFDの投資で重要なのは、
- 構造を理解すること
- レバレッジを管理すること
- ロスカットを想定して準備すること
- 自分で決めたルールを守ること
CFDのリスク管理は、こちらの記事にまとめています
▶ FTSE100 CFDのリスク管理まとめ|ドローダウン・追加入金・ロスカット回避
私は今後も、定量積立を基本にします
また、世界にはS&P500や日経平均、FTSE100
以外にも多くの株価指数があります。
主要な世界指数については、こちらの記事で
一覧と特徴をまとめています
▶ 世界の株価指数一覧|主要10指数の特徴と投資方法を解説

