私は株価指数CFDのFTSE100を常に
レバレッジ10倍で定量積立購入してきました。
どの証券会社でFTSE100を取引するべきかは、
こちらの記事で比較しています
▶ FTSE100はどこで買う?初心者向け証券口座の選び方とおすすめ紹介
従って、当初はレバレッジ約10倍で運用
していたことになります
10倍という数字だけ見れば、かなり攻めた水準です
実際、過去には急落でロスカット寸前まで
追い込まれ、60万円、40万円を追加入金した
こともあります
ロスカットの仕組みや追加入金の具体例は、
こちらの記事でより詳しくまとめています
▶【CFDのリスク管理まとめ(ドローダウン・追加入金・ロスカット回避)】
しかし、2026年2月現在の実質レバレッジを計算
してみると、実は約4.3倍でした
2024年12月に22ロット(約130万円分)を売却し、
さらに今もポジションの約3割を削減中です
この記事では、
- レバレッジはどうやって計算するのか
- なぜ10倍が4.3倍になったのか
- 実際にどうやって調整しているのか
を、リアルな数字で解説します
① なぜレバレッジを見直そうと思ったのか
きっかけはシンプルです
- 相場のボラティリティ上昇
- 現金が必要になった
- 「このままで30%下落に耐えられるか?」
という疑問
重要なのは、
レバレッジ10倍が悪いのではなく、
“耐久力を把握していないこと”が危険
そこで、まず計算しました
② 実際に自分のレバレッジを計算してみた
自分が運用しているGMOクリック証券の
管理画面から、現在の数値は以下です
- 取引余力:845,215円
- 拘束証拠金:1,101,398円
- 時価評価総額:8,453,543円
有効証拠金の求め方
有効証拠金(純資産)は
取引余力 + 拘束証拠金
845,215 + 1,101,398
= 1,946,613円
これが今のリアルな資産です
実質レバレッジ
実質レバレッジ = 時価評価総額 ÷ 有効証拠金
8,453,543 ÷ 1,946,613
≒ 4.3倍
③ なぜ10倍で始めたのに4.3倍になったのか?
理由は3つあると考えています
① 含み益の増加
含み益が増えると有効証拠金が増え、
レバレッジは自然に下がります
② 2024年12月に22ロット(約130万円分)を売却
2024年12月、
私は22ロット(約130万円分)を売却しました
ポジション総額が減ったことで、
実質レバレッジも低下しました
③ 現在も約3割を削減中
さらに今、
- ロスカットレートが高いポジションから
- 約3割を段階的に売却中
です
売却完了後は、
現在値から約30%下落しても耐えられる設計
になる見込みです
④ レバレッジは「固定」ではない
多くの人が
自分は購入時の設定通り、レバレッジ10倍で運用している
と考えます
でも本当は、
- 建てた瞬間はほぼ10倍
- 含み損で上がる
- 含み益で下がる
- 売却で下がる
常に変動しています
レバレッジは「設定値」として固定されるわけではなく
運用の結果として出る数字です
⑤ レバレッジ調整の具体手順
私がやった流れはこうです
- ロスカット価格を確認する
- 何%の下落に耐えたいかを決める(私は30%)
- ポジションを削減する
- 実質レバレッジを計算して把握する
感情ではなく、数字で判断すること
⑥ 10倍は危険か?
答えは、
設計次第だと思います
- 余力なし10倍 → 危険
- 計算済み10倍 → 管理可能
2026年2月現在のの私は、
- 実質レバレッジは4.3倍
- 30%の下落までロスカットされない
- 30%の下落が起こった場合でも、
数十万円を入金してロスカットを
避けられる
以前より安全サイドになっています
でも必要ならまた攻めることもあるでしょう
重要なのは、
いつでも説明できる状態であること
⑦ 保有数量が増えると、必要な防御力も増える
もう一つ大事なことがあります
それは、
保有数量が少ないうちは、急落時の“追加防御コスト”も小さい
ということです
積立初期は身軽
定量積立投資を始めたばかりの頃は、
- 保有ロット数が少ない
- ポジション総額も小さい
そのため、
急落してロスカットを避けるために必要な
追加証拠金も少額で済みます
例えば、
10ロット保有時の急落と
100ロット保有時の急落では、
必要な防御資金は単純に10倍近く違ってきます
数量が増えると、防御も重くなる
積立を続けていくと、
- 保有数量が増える
- ポジション総額が膨らむ
すると当然、
同じ10%下落でも、
含み損の絶対額は大きくなる
つまり、
ロスカットを回避するための追加資金も
必然的に大きくなる
これは理屈としては当たり前ですが、
実際に経験しないと分からない重みがあります
「自分が握れる数量」を知ること
私はこれまでの運用を通じて、
- 急落時に60万円入金
- 別の局面で40万円入金
という経験をしました
その中で、
自分はどのくらいの数量なら精神的・資金的に耐えられるか
という“肌感覚”が養われました
今の私は約100ロット前後
現在の保有数量は、概ね100ロット前後です
この規模になると、
- 急落時の含み損の振れ幅も大きい
- 追加証拠金も簡単な額ではない
だからこそ、
- 実質レバを4倍台まで落とす
- 30%下落耐性を作る
といった設計が必要になったのだと思います
本質は「倍率」ではなく「数量」
レバレッジばかりに目が行きがちですが、
実際に怖いのは
大きくなりすぎた数量
です
だからこそ、
- 少量のうちに暴落を経験する
- 追加証拠金の重みを知る
- 自分の限界数量を把握する
長期運用の中でこれができたことが、
非常に大きな財産・ノウハウになったと感じています
最後に:レバレッジ管理とは「自分を知ること」
レバレッジ10倍が危険かどうか
4倍なら安全かどうか
本当の答えは、
人による。
なぜなら、
- 余剰資金の大きさ
- 収入の安定性
- 精神的耐性
- 追加資金を投入できる余力
すべてが人によって違うからです
私は最初、レバ10倍で始めました
急落を経験し、
60万円、40万円を追加入金し、
22ロットを売却し、
現在は実質4.3倍
そして今、約100ロット前後を保有しながら
30%下落耐性を意識して調整しています
これは“正解”かは、結果が出るまで分かりません
でも、
自分で説明できる設計
にはなったと思います
レバレッジ管理とは、
✔ ロスカット水準を把握すること
✔ 自分が握れる数量を知ること
✔ 設定したレバレッジだけでなく
現時点の実質レバレッジも把握しておくこと
そして何より、
市場から退場しないこと。そして最終的に勝つこと
が目標です
CFDで生き残るために必要なのは、
一時的に派手な利益よりも、
冷静な設計とアクションです
次回は、
実際の注文画面でどう売却・調整するのかを
具体的に解説します

