「オルカンとウェルスナビなら、
どっちを選べばいい?」
✓ オルカンは人気の低コストインデックス投資、
✓ ウェルスナビは資産運用を自動化してくれる
ロボアドバイザーです
ただ、ウェルスナビは
「手数料が高いからオルカンの方がいい」
という意見も多く見かけます
一方で、私自身は2018年から約8年間
実際にウェルスナビを運用し、投資元本
1,009万円が評価額2,507万円(約2.5倍)
になりました
さらに、ウェルスナビ公式も
2025年4月の株価急落時に、
世界株100%より値下がりを抑えられた
ことを公開しています
出典:ウェルスナビ「4月の相場下落にみる分散投資の有効性」
そこで今回は、私自身の約8年間の実績と、
オルカンを同じ約8年間毎月10万円積み立てた
シミュレーションを比較しながら、
本当にどちらが向いているのかを検証します
単純に「どちらがおすすめ」と決めるのではなく、
運用成績、手数料、分散、手間、
NISAとの相性などを比較して、どんな人に
どちらが向いているのかを考えていきます
【この記事を読むと分かること】
✓ オルカンとウェルスナビの仕組みの違い
✓ 約8年間のオルカンへの
積立シミュレーション結果
✓ 私が約8年間運用してきた
ウェルスナビの実績
✓ オルカンとウェルスナビの手数料の差
✓ どちらが手間をかけずに運用できるのか
✓ どんな人にオルカン、
ウェルスナビが向いているのか
【この記事がおすすめな人】
✓ オルカンとウェルスナビの
どちらにするか迷っている人
✓ NISAでオルカンを積み立てるか
検討している人
✓ ウェルスナビの実際の運用実績を
知りたい人
✓ ウェルスナビは手数料が高いのでは
と感じている人
✓ 自分で投資するか、おまかせ運用にするか
迷っている人

オルカンとウェルスナビはそもそも何が違う?
まず知っておきたいのは、
オルカンとウェルスナビは、同じ種類の
金融商品ではないということです
オルカンは投資信託の商品名で、
代表的なのが三菱UFJアセットマネジメントの
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)です
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス
に連動する運用を目指し、日本を含む
先進国や新興国の株式にまとめて投資できます
出典:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | eMAXIS(イーマクシス)
一方のウェルスナビは、
複数のETFを組み合わせて
資産運用を自動化するサービスです
株式だけではなく、
リスク許容度に応じて債券、金、不動産などにも
分散投資します
つまり、
✓ オルカン
=低コストで世界の株式に投資する
✓ ウェルスナビ
=複数の資産に分散しながら自動運用
という違いがあります
オルカンは世界の株式にまとめて投資
オルカンの大きな特徴は、1本で
世界中の株式に分散投資できることです
2026年7月時点の交付目論見書では、
米国が約63%、日本が約5%、イギリスや
カナダ、台湾などが約3%となっており、
米国を中心としながら世界各国に分散されています
出典:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | eMAXIS(イーマクシス)
関連記事:オルカンとS&P500どっち?2018年から積み立て中の先進国株式と比較
ウェルスナビは株式以外にも分散する
ウェルスナビの特徴は、
「世界に分散する」だけではありません
株式で資産を増やすことを目指しながら、
債券、金、不動産で値動きを抑える設計に
なっています
この資産配分があるため、株式だけの
オルカンとは値動きの特徴が異なります
オルカンが「世界の株式に分散」なのに対して、
ウェルスナビは「複数の資産クラスに分散」
という違いがあります
出典:サービス|ウェルスナビ(WealthNavi)
関連記事:ウェルスナビはおすすめ?7年以上運用した私が向いている人を解説

約8年間オルカンを積み立てたらいくらになった?
ここからは、オルカンを約8年間
積み立てた場合のシミュレーションを
見ていきます
今回の条件は、過去に行ったオルカン、
S&P500、先進国株式の比較シミュレーション
と同じです
関連記事:オルカンとS&P500どっち?2018年から積み立て中の先進国株式と比較
シミュレーション条件
- 期間:2018年10月~2026年8月
- 積立額:毎月10万円
- 積立期間:約7年11か月
- 元本:約950万円
- 分配金:再投資を想定
- 毎月の基準価額から購入数量を計算
- 2026年8月時点の基準価額で評価
毎月10万円で購入できる口数を計算し、
それを積み上げて最後に2026年8月時点の
基準価額を掛けて評価額を算出しています
なお、今回のシミュレーションでは信託報酬、
売買手数料、税金等のコストは含めていません
そのため、
実際の投資結果とは多少異なりますが、
同じ条件で比較することで
長期的な運用結果の違いを確認できます
オルカンの最終評価額は約2,177万円
約8年間、毎月10万円をオルカンに積み立てた
場合の最終評価額は、約2,177万円となりました
元本約950万円に対して、
約1,227万円の利益が出た計算です
つまり、
- 投資元本:約950万円
- 最終評価額:約2,177万円
- 利益:約1,227万円
- 資産倍率:約2.3倍
という結果です
もちろんこれは過去の基準価額を使った
シミュレーションであり、将来も同じ
結果になるというわけではありません
それでも、約8年間という
長期間の積立を続けることで、
資産が大きく成長したことは分かります
関連記事:直近1年で急上昇した年利上位ファンドを積み立てていたら?S&P500と比較

私が約8年間運用したウェルスナビの実績
ここで、私自身の
ウェルスナビの運用実績を紹介します
私は2018年から
ウェルスナビで積立投資を続けています
2026年6月時点での運用期間は7年10ヶ月で、
投資元本は1,009万円、評価額は2,507万円
になりました
- 運用期間:7年10ヶ月
- 投資元本:1,009万円
- 評価額:2,507万円
- 利益:1,498万円
- 資産倍率:約2.5倍
約8年間の運用期間の中では、
コロナショックや2022年の株価下落など、
資産が大きく減少する場面も経験しました
それでも積立を続けてきた結果、
現在では大きな含み益になっています
関連記事:【実体験】ウェルスナビを7年半続けた結果|1000万円が2500万円になりました
関連記事:ウェルスナビは本当に儲かる?7年運用の実績公開【資産2.5倍・損益を全公開】
ただしオルカンと私の実績は単純比較できない
ここは重要なポイントです
私のウェルスナビ実績と、
今回のオルカンシミュレーションは、
投資金額や積立方法が完全に同じではありません
ウェルスナビは私が実際に
入金した金額と実際の評価額ですが、
オルカンは2018年10月から毎月10万円を
積み立てた場合を想定した仮想運用です
そのため、
「ウェルスナビの方が絶対に優秀だった」
「オルカンの方が絶対に儲かった」
と単純に結論づけることはできません
今回の記事では、
私自身のウェルスナビのリアルな実績と、
同じ約8年間という期間でのオルカンの
シミュレーションを並べることで、
それぞれの特徴を考えていきます

手数料はオルカンの方が圧倒的に安い
オルカンとウェルスナビを比較すると、
最も大きな違いの一つが手数料です
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の
信託報酬は年率0.05775%以内です
一方、
ウェルスナビの通常口座の手数料は
預かり資産に対して年率1.1%です
さらにウェルスナビでは、
ETFの保有コストとして
年率0.05~0.12%程度が実質的にかかります
単純にコストだけを比較すれば、
オルカンが圧倒的に有利です
2,500万円を運用すると手数料差は大きくなる
例えば2,500万円を単純に
1年間保有したと仮定すると、
- オルカンの信託報酬は約1万4千円
- ウェルスナビの手数料は、
年率1.1%なら約27万5千円
となります
実際の手数料は、
日々の評価額などによって変動するため
単純計算とは少し異なりますが、
資産額が大きくなれば手数料の差も大きくなります
関連記事:ウェルスナビの手数料は高い?7年半以上運用した私の本音とオルカンとの比較
それでもウェルスナビに手数料を払う意味はあるのか
ここが、ウェルスナビを評価するうえで
重要なポイントです
ウェルスナビは、
単にETFを買うだけではありません
✓ 最適な資産配分の提案
✓ 自動買付
✓ 自動リバランス
✓ 資産配分の管理
✓ 税金最適化の機能
✓ 複数資産への分散
などを自動化しています
つまり、
オルカンより高い手数料を払う代わりに、
自分で考えたり管理したりする手間を
減らしているわけです
この部分に価値を感じるかどうかが、
オルカンとウェルスナビを選ぶ
大きな分かれ目になります

ウェルスナビは下落相場でも値動きを抑えやすかった
実際に2025年4月の株価急落では、
ウェルスナビ公式が分散投資の効果を
検証しています
その結果、ウェルスナビは
世界株式100%で運用した場合よりも、
下落幅を抑えられました
特に金が上昇したほか、
日欧株や新興国株の下落幅も米国株より小さく、
こうした資産ごとの値動きの違いが
全体の下落を和らげたとされています

なぜ下落幅を抑えられたのでしょうか。
大きな理由は、株式だけでなく
債券、金、不動産など、
値動きの異なる資産を組み合わせているから
です
2025年4月の急落局面では、
米国株が大きく下落する一方、
金は上昇しました
こうした資産ごとの値動きの違いが、
ウェルスナビ全体の下落を和らげる
クッションになりました。
長期投資では、利益だけでなく
「暴落時に続けやすい値動き」
も大きなメリットです
私自身も2025年4月の急落局面では
ウェルスナビの資産は減りましたが、
オルカンほど大きな値動きではなく、
そのまま積立を継続できました
オルカンとウェルスナビを6項目で比較
| 比較項目 | オルカン | ウェルスナビ |
|---|---|---|
| 投資対象 | 世界の株式 | 株式、債券、金、不動産など |
| 運用方法 | 自分で管理 | ほぼ自動 |
| 手数料 | 非常に低い | オルカンより高い |
| リバランス | 自分で判断 | 自動 |
| 銘柄選択 | 自分で選ぶ | おまかせ |
| 手間 | 少ないが必要 | かなり少ない |
オルカンは、
「シンプルに世界株式へ投資したい人」
に向いています
ウェルスナビは、
「投資そのものをできるだけ自動化したい人」
に向いています
オルカンは自分で運用できる人向き
オルカンは非常にシンプルです
一度積立設定をしてしまえば、
基本的には淡々と積み立てていくだけです
しかも信託報酬が非常に低いため、
長期投資ではコストを抑えやすいという
大きなメリットがあります
「世界株式に投資するならオルカンだけでいい」
と考える人なら、わざわざ高い手数料を払って
おまかせ運用を利用する必要性は低いでしょう
ウェルスナビは手間をかけたくない人向き
一方、ウェルスナビでは、自分で
複数の資産を組み合わせる必要がありません
リスク許容度を設定すれば、
その人に合わせた資産配分を提案し、
運用後もリバランスなどを自動で行います
投資に時間をかけたくない人にとっては、
この自動化そのものが価値になります

NISAならオルカンとウェルスナビはどう考える?
NISAを利用するなら、オルカンの
低コストというメリットがさらに活きてきます
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は
NISAの対象商品ですので、
長期の積立投資にも利用できます
一方、ウェルスナビにも
「おまかせNISA」というサービスがあり、
新NISAの積立投資枠と成長投資枠を利用した
運用が可能です
ただし、ウェルスナビのNISAでは
利用状況に応じて手数料がかかるため、
「NISAだからウェルスナビの手数料も無料」
と考えてはいけません
参考:NISAも自動で活用「おまかせNISA」|ウェルスナビ(WealthNavi)
NISAでコストを重視するならオルカン
NISAを使って自分でオルカンに投資する場合、
低コストと非課税制度の両方を活用できます
「投資する商品はオルカンでいい」
と決められる人なら、
非常にシンプルな運用方法です
関連記事:NISA積立投資枠の利回りランキング1位は最強?S&P500と比較
NISAでも自動運用を重視するならウェルスナビ
一方、「NISAを使いたいけれど、自分で
商品を選んだり管理したりするのが面倒」
という人なら、
おまかせNISAという選択肢があります
ただし、NISAの非課税メリットと
ウェルスナビの自動運用は別々に考える
必要があります
「NISAだからお得」だけで
判断するのではなく、手数料を払ってまで
自動運用を利用する価値が自分にあるかを
考えることが大切です
関連記事:ウェルスナビとNISAどっちがいい?両方7年半運用した私が本音で比較
約8年間ウェルスナビを続けて感じたこと
約8年間運用してきて感じたのは、
「利益が出たこと」と同じくらい
「暴落時でも続けやすかったこと」です
投資をしていると、相場が大きく下落したときに、
「今は売った方がいいのでは?」
「積立を止めた方がいいのでは?」
と考えてしまいます
実際に私もコロナショックや2022年の株安、
2025年4月の急落で資産は減りました
しかし、ウェルスナビは株式だけでなく
複数の資産に分散しているため、
私自身はオルカンほど大きな値動きを感じず、
積立を継続することができました
実際、2025年4月の急落については、
ウェルスナビ公式の検証でも、
世界株式100%より下落幅を抑えられたことが
確認されています
私にとっては、こうした値動きの違いも
「手数料を払ってウェルスナビを続ける意味」の
一つだと感じています
私自身も、そのタイミングで
不安になることなく積立を続けられたことが、
その後の資産2.5倍につながったと感じています
関連記事:【実体験】ウェルスナビを7年半続けた結果|1000万円が2500万円になりました
参考記事:ウェルスナビはやめたほうがいい?7年半運用した私の本音レビュー
結局オルカンとウェルスナビはどっちがいい?
ここまで比較すると、私は次のように考えています
コストを重視するならオルカン
投資についてある程度自分で管理できて、
「世界の株式に分散投資できれば十分」
と考えるなら、オルカンが有力です
特に長期投資では手数料の差が積み重なるため、
低コストというメリットは非常に大きくなります
手間を減らしたいならウェルスナビ
一方で、
「投資に時間を使いたくない」
「資産配分を自分で考えたくない」
「リバランスを自分でやりたくない」
という人なら、ウェルスナビの
自動運用には大きなメリットがあります
私は約8年間実際に運用してきたことで、
この「手間をかけずに続けられる」という
価値を実感しています
私ならどう使い分けるか
私自身は、オルカンとウェルスナビは
必ずしも二者択一ではないと考えています
NISAでは低コストのオルカンを積み立て、
そのほかの長期資産形成として
ウェルスナビを組み合わせる方法もあります
実際、私はNISAとウェルスナビを
それぞれ約8年間運用してきました
約8年間運用した経験から、ウェルスナビは
手数料以上に「手間をかけずに続けられる価値」
があると感じています
実績面でも、NISAの年利上位ランキング銘柄と
比較しても大きく見劣りしません
参考記事:ウェルスナビとNISA利回りランカーを10年間比較!どっちが儲かった?
もちろん、コストだけを見れば
NISAでオルカンに投資する方が有利です
一方で、ウェルスナビは
自動で分散、リバランスを行い、
暴落時も自分で判断せず運用を続けられます
私なら、NISAではオルカン、
NISA以外の長期資産形成ではウェルスナビ
というように使い分けます
長期積立投資を成功させるには、
「パフォーマンスの優劣にこだわる」よりむしろ、
自分が無理なく長く続けられるかの方が
一番重要な要素だと思います
まとめ|オルカンとウェルスナビはどっち?
今回の記事で分かったことをまとめます
【まとめ】
✓ 約8年間、毎月10万円をオルカンに
積み立てたシミュレーションでは、
元本約950万円に対して
最終評価額は約2,177万円となった
✓ 私自身のウェルスナビは、
約7年10ヶ月で投資元本1,009万円が
評価額2,507万円になった
✓ 手数料を重視するなら、
低コストのオルカンが有利
✓ オルカンは世界の株式に
シンプルに分散投資できる
✓ ウェルスナビは株式だけでなく
債券、金、不動産などにも分散し、
下落幅を抑えやすい
✓ 自分で運用できる人はオルカン、
投資の手間を減らしたい人や、
分散投資で下落幅を抑えたい人は
ウェルスナビが向いている
✓ 長期積立投資で一番重要なことは、
パフォーマンスの優劣三こだわるよりも
長期積立投資自体を続けらること
私自身は約8年間ウェルスナビを
続けてきましたが、オルカンのような
低コストインデックス投資にも
大きな魅力を感じています
今回の記事タートル「オルカンとウェルスナビは
どっち?約8年の実績を比較シミュレーション」
に関して言えば、
✓ コストを抑えて自分で運用するならオルカン
✓ おまかせの安心運用するならウェルスナビ
が結論です
過去の実績は、
将来の運用成果を保証するものではありませんが、
これから長期投資を始める人にとって、
どちらを選ぶかを考える材料になればと思います
