「バフェットが選んだ銘柄に投資していたら、
どれくらい資産が増えたの?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
ウォーレン・バフェット氏は、
企業の成長性や収益力を重視し、長期にわたって
株式を保有する投資スタイルで知られています
そこで今回は、バフェット株として注目される
5銘柄を対象に、毎月10万円をNISAで
積み立てたら資産はいくらになったのか
をシミュレーションしました
投資期間は7年11か月、10年、20年で
比較しています
特に20年間のシミュレーションでは、
Appleが驚きの結果になりました
- この記事を読むと分かること
- こんな人におすすめ
- バフェット株の銘柄5選とは
- 私がバフェット株の積立をシミュレーションしてみた理由
- バフェット株5銘柄の積立シミュレーション条件
- 7年11か月で毎月10万円を積み立てた結果
- 10年間で毎月10万円を積み立てた結果
- 20年間で毎月10万円を積み立てた結果
- 20年間ではAppleが圧倒的な結果に
- Appleの過去の株価を見ると20年間の差が分かる
- American Expressも20年間で約1億7,517万円に
- バークシャー・ハサウェイに20年間積み立てたら?
- バフェット株5銘柄のシミュレーション結果を比較
- 投資期間が長くなるほど差が大きくなる
- バフェット株をNISAで積み立てるメリット
- バフェット株をNISAで積み立てるときの注意点
- バフェット株の銘柄5選を実際にシミュレーションして分かったこと
- バフェット株の銘柄5選をNISA積立シミュレーションした結果まとめ
この記事を読むと分かること
✓ バフェット株として今回比較する5銘柄
✓ 毎月10万円を積み立てた場合の
7年11か月後の評価額
✓ 毎月10万円を積み立てた場合の
10年後の評価額
✓ 毎月10万円を積み立てた場合の
20年後の評価額
✓ 5銘柄の中で最も資産が増えた銘柄
✓ 長期積立で銘柄によって
どれほど差がついたのか
✓ 米国個別株をNISAで運用する
場合のポイント

こんな人におすすめ
✓ バフェット銘柄に興味がある人
✓ バフェット株の中でどの銘柄が
大きく成長したのか知りたい人
✓ 米国個別株の長期投資を考えている人
✓ NISAで米国株への投資を考えている人
✓ 毎月10万円の積立投資で資産が
どこまで増えるのか知りたい人
バフェット株の銘柄5選とは
今回シミュレーションするのは、
バークシャー・ハサウェイの主要保有株
などから選んだ4銘柄と、
バークシャー・ハサウェイそのものを
加えた5銘柄です
・Apple
・American Express
・Coca-Cola
・Alphabet
・Berkshire Hathaway
中でもApple、American Express、Coca-Colaは、
バフェット氏の長期投資を語るうえで
よく知られている銘柄です
参考:
アルファベットがバークシャー・ハサウェイの第3の投資先に |ロイター
Berkshire Hathaway|2025 ANNUAL REPORT
AlphabetはGoogleを運営する持株会社です。
検索エンジンのGoogleを中心に、YouTube、
Androidなど幅広い事業を展開しています
Berkshire Hathawayは、
バフェット氏が率いてきた持株会社で、
一般的な意味での「バフェット銘柄」
とは少し性格が異なりますが、
今回は比較対象として加えました
| 銘柄 | ティッカー | 主な事業 | 今回の位置づけ |
|---|---|---|---|
| Apple | AAPL | テクノロジー | バフェット株 の代表格 |
| American Express | AXP | 金融・決済 | 長期保有銘柄 |
| Coca-Cola | KO | 飲料 | 代表的な 長期保有銘柄 |
| Alphabet | GOOGL | インターネ ット・AIなど | 比較対象 銘柄 |
| Berkshire Hathaway | BRK-B | 持株会社 | バフェット氏 が率いてきた 会社 |
私がバフェット株の積立をシミュレーションしてみた理由
私はこれまでNISAで積立投資を続けてきました
積立投資では、
毎月一定額を長期間投資することで、
株価が高いときには少なく、
安いときには多く買うことになります
そこでふと気になったのが、
バフェットが長期保有してきた銘柄を、
最初から毎月10万円ずつ積み立てていたら
どうなったのだろう?ということでした
そこで今回は、
バフェット株として注目される5銘柄について、
実際の株価データを使って
積立シミュレーションを行いました
過去の結果を見ることで、
長期投資の威力や銘柄による違いが
分かりやすくなります
バフェット株5銘柄の積立シミュレーション条件

✓ 毎月の購入金額は10万円
✓ 7年11か月(2018年10月~2026年8月)、
10年(2016年8月~2026年8月)、
20年(2006年8月~2026年8月)で比較
✓ 米国株の株価データを使用
✓ Yahoo!ファイナンスの調整後終値を使用
✓ 毎月10万円を円から米ドルに
換算して購入した想定
✓ 税金や売買手数料は考慮しない
✓ NISAで運用する想定のため
運用益への課税は考慮しない
✓ 米国個別株は、NISAの成長投資枠を
利用する想定
今回のシミュレーションでは、
Yahoo!ファイナンスの「調整後終値」
を使用しています
出典:
アップル【AAPL】:株価時系列・推移 – Yahoo!ファイナンス
アメリカン・エキスプレス【AXP】:株価時系列・推移 – Yahoo!ファイナンス
コカ・コーラ【KO】:株価時系列・推移 – Yahoo!ファイナンス
アルファベット【GOOG】:株価時系列・推移 – Yahoo!ファイナンス
バークシャー・ハサウェイ【BRK-B】:株価・株式情報 – Yahoo!ファイナンス
また、毎月の投資額を米ドルに換算する際には、
Yahoo!ファイナンスのドル円為替レートを
使用しています
出典:アメリカ ドル / 日本 円の時系列・推移 – Yahoo!ファイナンス
調整後終値は株式分割などを考慮したデータ
のため、Appleのように過去に株式分割を
行っている銘柄の長期比較にも適しています
なお、
調整後終値には配当の影響も反映されるため、
今回の結果は単純な株価上昇だけを
比較したものではありません
また、過去の株価データを使った
シミュレーション結果であり、
将来の運用成果を保証するものではありません
7年11か月で毎月10万円を積み立てた結果

| 銘柄 | 投資元本 | 評価額 |
|---|---|---|
| Apple | 950万円 | 3,316万円 |
| American Express | 950万円 | 2,542万円 |
| Coca-Cola | 950万円 | 1,790万円 |
| Alphabet | 950万円 | 3,888万円 |
| Berkshire Hathaway | 950万円 | 2,073万円 |
7年11か月では、
Alphabetが約3,888万円で最も高い結果
になりました
Appleも約3,316万円まで増えており、
元本950万円に対して3倍を超える評価額
になっています
一方、Coca-Colaは約1,790万円、
Berkshire Hathawayは約2,073万円
となりました
同じ毎月10万円の積立でも、
投資する銘柄によって
結果には大きな差が出ています
10年間で毎月10万円を積み立てた結果

| 銘柄 | 投資元本 | 評価額 |
|---|---|---|
| Apple | 1,200万円 | 6,426万円 |
| American Express | 1,200万円 | 3,995万円 |
| Coca-Cola | 1,200万円 | 2,529万円 |
| Alphabet | 1,200万円 | 6,537万円 |
| Berkshire Hathaway | 1,200万円 | 3,124万円 |
10年間では、
Alphabetが約6,537万円でトップ
となりました
Appleも約6,426万円となり、
Alphabetとの差はわずかです
10年間の投資元本は1,200万円なので、
Alphabetは約5.4倍、Appleは約5.4倍
の評価額になりました
7年11か月から10年へと投資期間を延ばすことで、
評価額はさらに大きくなっています
20年間で毎月10万円を積み立てた結果

| 銘柄 | 投資元本 | 評価額 |
|---|---|---|
| Apple | 2,400万円 | 7億6,170万円 |
| American Express | 2,400万円 | 1億7,517万円 |
| Coca-Cola | 2,400万円 | 7,851万円 |
| Berkshire Hathaway | 2,400万円 | 1億4,292万円 |
| Alphabet | データなし | データなし |
20年間では、結果が大きく変わりました
最も目を引くのがAppleの約7億6,170万円です
20年間の投資元本は2,400万円なので、
シミュレーション上の評価額は
元本の約31.7倍になりました
American Expressは約1億7,517万円、
Berkshire Hathawayは約1億4,292万円、
Coca-Colaは約7,851万円となっています
なお、Alphabetは
2004年に上場した銘柄のため、
今回の条件では20年間のシミュレーションに
必要なデータがありません
そのため20年の比較からは除外しています
20年間ではAppleが圧倒的な結果に

今回のシミュレーションで
最も驚く結果となったのがAppleです
毎月10万円を20年間積み立てた場合、
投資元本2,400万円に対して、
評価額は約7億6,170万円となりました
Appleは過去20年間で株価が大きく上昇
したため、長期間にわたって積立を続けた
場合の効果が非常に大きくなっています
ただし、これはあくまで
過去の株価データを使った結果です
今後も同じような成長が続くことを
意味するものではありません
Appleの過去の株価を見ると20年間の差が分かる
Appleは過去に株式分割を複数回行っています
そのため、昔の株価と現在の株価を比較する
際には、株式分割を考慮する必要があります
今回のシミュレーションでは
Yahoo!ファイナンスの調整後終値を
使用しています
2006年から2026年までの長期で見ると、
Appleの株価上昇は非常に大きく、
これが20年間の積立シミュレーションにも
大きく影響しています
ここで重要なのは、
「最初にまとめて投資した場合」と
「毎月10万円を積み立てた場合」は結果が違う
ということです
今回のシミュレーションでは、
2006年に2,400万円を一括投資したのではなく、
20年間にわたって毎月10万円ずつ投資しています
それでも約7億6,170万円という
大きな評価額になりました
American Expressも20年間で約1億7,517万円に
American Expressも
長期で見ると非常に大きな結果になりました
毎月10万円を20年間積み立てた場合、
投資元本2,400万円 → 評価額約1億7,517万円
となりました
10年間では約3,995万円だったため、
10年から20年へ投資期間を延ばすことで
評価額が大きく増えています
American Expressは
バフェット氏の長期投資を語るうえでも
重要な銘柄の一つです
今回の結果からも、
長期間保有することによって株価上昇の恩恵を
積み重ねることの大きさが分かります
バークシャー・ハサウェイに20年間積み立てたら?

バークシャー・ハサウェイは、
一般的な意味での「バフェット銘柄」とは
少し違います
なぜなら、バフェット氏が率いてきた
会社そのものだからです
今回のシミュレーションでは、
このバークシャー・ハサウェイに
毎月10万円を20年間積み立てた場合、
元本2,400万円 → 約1億4,292万円
となりました
Appleほどではないものの、
元本の約6倍に相当する評価額です
バフェット氏の投資哲学をそのまま会社の
株式に反映したような銘柄なので、今回の
比較対象としても興味深い結果になりました
バフェット株5銘柄のシミュレーション結果を比較
| 銘柄 | 7年11か月 | 10年 | 20年 |
|---|---|---|---|
| Apple | 3,316万円 | 6,426万円 | 7億6,170万円 |
| American Express | 2,542万円 | 3,995万円 | 1億7,517万円 |
| Coca-Cola | 1,790万円 | 2,529万円 | 7,851万円 |
| Alphabet | 3,888万円 | 6,537万円 | データなし |
| Berkshire Hathaway | 2,073万円 | 3,124万円 | 1億4,292万円 |
この表を見ると、投資期間によって
結果が大きく変わっていることが分かります
7年11か月ではAlphabetがトップ
10年間でもAlphabetが
わずかにAppleを上回りました
ところが20年間になると、
Appleが圧倒的な評価額になっています

投資期間が長くなるほど差が大きくなる
今回のシミュレーションで、特に
注目したいのが、投資期間による差です
10年間では、
AppleとAlphabetが約6,400万円台でした
ところが20年間になると、
Appleは約7億6,170万円まで増えています
もちろん、この差のすべてが
積立による複利効果だけで説明できる
わけではありません
Appleそのものの株価が、長期間にわたって
大きく上昇したことが最大の要因です
それでも、長期に渡って投資を続けることで、
株価上昇の恩恵を積み重ねることができた点は
重要です
短期間の株価だけを見るのではなく、
長期で考えることの大切さ
が今回のシミュレーションから分かります
このように、長期間の積立投資では、
投資期間によって最終的な資産額に
大きな差が生まれることがあります
実際に複数の投資先を長期間積み立てた場合の
結果を比較した記事は他にもあります
参考記事:直近1年で急上昇した年利上位ファンドを積み立てていたら?S&P500と比較
参考記事:オルカンとS&P500どっち?2018年から積み立て中の先進国株式と比較
バフェット株をNISAで積み立てるメリット
✓ NISAなら運用益が非課税になる
✓ 長期投資による資産形成を目指せる
✓ 米国の有力企業に直接投資できる
✓ 毎月一定額を投資することで
購入価格を分散できる
✓ 長期間の株価上昇を取り込める
可能性がある
米国個別株は、NISAでは
成長投資枠を利用して購入できます
NISAの非課税メリットを利用しながら
長期投資を行えることは、
大きなメリットの一つです
ただし、NISAだから
利益が必ず出るわけではありません
株価が下落すれば、
NISA口座でも損失が発生します
バフェット株をNISAで積み立てるときの注意点
✓ 過去に大きく上昇した銘柄が将来も
同じように上昇するとは限らない
✓ 米国株なので為替変動の影響を受ける
✓ 個別株は投資信託より
値動きが大きくなる場合がある
✓ 1銘柄に集中するとリスクも大きくなる
✓ NISAでも元本保証はない
✓ 過去のシミュレーション結果は
将来の利益を保証しない
今回のAppleのように、
過去20年間で大きく成長した銘柄を見ると
「これからも同じ銘柄に投資すればいい」
と考えたくなります
しかし、株式投資では
将来の成長企業を事前に見つけることは
簡単ではありません
過去の結果だけで投資先を決めるのではなく、
企業の業績や成長性、株価水準などを
確認することが大切です
また、米国株には為替変動の影響もあります
円高になれば、
円換算した資産額が減少することもあるため、
株価だけでなく為替も考慮する必要があります
過去の運用実績だけで投資先を選ぶのではなく、
長期的な視点で投資先を比較することも大切です
私が実際にさまざまな投資先を比較した結果
については、こちらの記事で紹介しています
参考記事:NISA積立投資枠の利回りランキング1位は最強?S&P500と比較
個別株への集中投資だけでなく、複数の
銘柄や資産に分散して投資する方法もあります
私が実際に運用している分散投資については、
こちらの記事で紹介しています
▶ 【実体験】ウェルスナビを7年半続けた結果|1000万円が2500万円になりました
バフェット株の銘柄5選を実際にシミュレーションして分かったこと
今回のシミュレーションをしてみて、
特に印象に残ったのは
投資期間による差の大きさでした
7年11か月や10年間ではAlphabetとAppleが
上位でしたが、20年間まで期間を延ばすと
Appleが圧倒的な結果になりました
そして、
American ExpressやBerkshire Hathawayも、
20年間という長期で見ると1億円を大きく
超える評価額になっています
同じ「毎月10万円」という投資額でも、
どの銘柄に投資するか、そしてどれだけ長く
投資するかによって結果は大きく変わります
今回の結果を見ると、
長期投資では時間が大きな武器になる
ことを改めて感じます
ただし、Appleの約7億6,170万円という
数字は、あくまで過去のデータによる
シミュレーションです
「20年間積み立てれば必ずこれだけ増える」
ということではありません
バフェット株だけでなく、NISAで実際に
様々な投資先へ積立投資をした場合の
運用結果も比較しています
NISAの積立投資でどの商品を選ぶか
迷っている方は、こちらも参考にして下さい
▶ オルカンとS&P500どっち?2018年から積み立て中の先進国株式と比較
▶ NISA積立投資枠の利回りランキング1位は最強?S&P500と比較
バフェット株の銘柄5選をNISA積立シミュレーションした結果まとめ
✓ 今回のシミュレーションではApple、
American Express、Coca-Cola、
Alphabet、Berkshire Hathawayの
5銘柄を比較した
✓ 毎月10万円を積み立て、7年11か月、
10年、20年で評価額を比較した
✓ 7年11か月ではAlphabetが
約3,888万円でトップになった
✓ 10年間ではAlphabetが約6,537万円、
Appleが約6,426万円となった
✓ 20年間ではAppleが約7億6,170万円で
圧倒的な結果になった
✓ American Expressは20年間で
約1億7,517万円となった
✓ Berkshire Hathawayも20年間で
約1億4,292万円となった
✓ 長期投資では銘柄選びだけでなく
投資期間も大きな差につながる
✓ 今回の結果は過去の株価データによる
シミュレーションであり、将来の
運用成果を保証するものではない
今回の結果で最も驚かされたのは、
毎月10万円という同じ積立額でも、
20年間続けると銘柄によって
評価額に非常に大きな差がついたこと
です
特にAppleは、元本2,400万円に対して
約7億6,170万円という結果になりました
バフェット氏の投資スタイルである
「優良企業を長期で保有する」という考え方が、
過去の株価データではどのような結果に
なったのかを確認できる、興味深い
シミュレーションになりました
ただし、過去に大きく成長した企業が
今後も同じように成長するとは限りません
今回の結果は、あくまで
「過去に毎月10万円を積み立てていたら
どうなっていたか」を確認するための
シミュレーションとして参考にして下さい
※投資は自己責任と余剰資金で行いましょう
