含み損が増えていくと
スマホで資産を見るのが怖くなります
このまま持っていていいのか
売った方がいいのか
考えるほど不安が大きくなります
結論から言うと、
含み損がつらいのは正常な反応であり
正しい対処をすればコントロールできます
この記事では、
原因の整理から具体的な対処法と
売るべきかどうかの判断基準を
解説します
含み損がつらくなる原因
まずは感情の正体を整理します。
ここを理解するだけでも、かなり楽になります
損失回避バイアスが働いている
人は同じ1万円でも、利益より損失の方が
約2倍重く感じると言われています
これが行動経済学の損失回避バイアスです
まだ確定していない含み損でも、
脳は、損失として認識してもおかしくありません
将来が見えない不確実性がある
含み損のストレスの本質はここです
- いつ戻るのか分からない
- さらに下がる可能性がある
- 自分の判断が正しいか分からない
この状態が続くと、強い不安を感じます
特に投資初心者の頃は、経験も知識も少ないので
どうしてもこのような思考になりがちです
投資額がメンタル許容を超えている
つらいと感じる最大の原因はここです
生活に影響する金額を投資していると
値動きがそのまま生活不安になります
この状態では、どんな理論も通用しません
「投資は余剰資金と自己責任で行う」が鉄則です
関連記事:投資するお金がない人はどうする?無理に始めないための現実的な対処法
短期目線になっている
本来は長期投資をしていても、
下落局面に入ると短期の値動きを見て
短絡的に判断してしまいがちです
結果として、
本来の戦略とズレた行動を取りやすくなります
関連記事:新NISAの出口戦略はいつ?売却タイミングと最適解をシミュレーションで解説
含み損がつらい時の6つの対処法
ここからが実践編です。
私が実際に行ってきた、
おすすめ順に紹介します
投資ルールに立ち返る
まず確認すべきはここです。
自分の中での投資のルールを
振り返ってみましょう
例えば、こんな感じです。
✓ 自分は長期投資をしているのか
短期売買だったか
✓ やめるか続けるかを判断すべき
時期にきたのか、まだか
✓ 想定していたリスクなのか
想定外なのか
✓ 損切りラインに入ったのか
まだなのか
ルールが曖昧なまま悩むと
感情で判断してしまいます
逆にルールがあるだけで
迷いはかなり減ります
もし、ルールを決めていなかったなら
一旦、決めてしまいましょう
例えば私の場合、2つ目に関しては
積立投資はすべて、最低5年以上続けてから
判断するルールにしているので、
どんなに急落しても5年未満では売りません
長期データに立ち返る
どんな銘柄も、
短期の値動きはランダムに近いです
一方、長期でみれば成長してきた銘柄も多く、
その代表例がS&P500です
NISAのような長期積立前提なら、
一時的な含み損は想定内と割り切れます
あえて「何もしない」を選ぶ
意外と重要な選択肢です
焦って売買すると
高確率でパフォーマンスが悪化します
特に長期投資では、
動かないこと自体が戦略になります
私は、5年以上続けるまでは
毎月淡々と定額分を買い続けるだけです
下がった原因を分解する
原因によって対応は全く変わります
- 市場全体の下落
- 一時的なニュース
- 企業の本質的な問題
例えば、
インデックスファンドの長期積立投資なら、
短期的な下落は必ず起こる前提の1つです
原因を見ずに売ると、
ただの狼狽売りになってしまいます
そうなると、ほぼ負けてしまいます
資産を見る頻度を減らす
これは即効性があります
毎日チェックすると
短期の上下に振り回されてしまいます
例えば週1回に制限するだけで
ストレスは大きく減ります
投資に慣れてきて値動きの振れ幅も分かり、
日々の値動きに感情を振り回されなくなったら
毎日見ても大丈夫です
投資金額を調整する
つらいと感じるなら
ほぼ確実にリスク過多です
- 積立額を下げる
- 一部売却する
- 現金比率を上げる
まずは「続けられること」が最優先です
関連記事:NISAをやめたいと思ったら読む記事|売るべきか続けるべきかの判断基準
これらは、少なくとも毎年、
投資のポートフォリオを見直しているので、
定期的に行っています
参考記事:私の投資ポートフォリオ公開|NISA・ロボアド・仮想通貨・CFD7年運用実績
含み損は売るべきかの判断基準
最も悩むポイントだと思いますので、
ここは明確な基準を持つべきです
売るべきケース
- 投資した時の前提が崩れた
- 業績や成長性が著しく悪化した
- 生活に支障が出る状態になった
このような場合は、
損失を受け入れてでも見直すべきだと思います
私は、仮想通貨のネムとシンボルを
損切り全売却しました
保有継続していいケース
- 市場全体の下げ
- 長期積立投資の途中
- 余剰資金での投資
この場合は、
むしろ下手に動かない方が合理的です
【体験談】含み損で思わずやってしまった間違い行動
今こうやって思い返すと、
典型的な失敗行動パターンをやっていました。
含み損が出る
↓
毎日どころか1日に10回以上
チェックしまくる
↓
不安がどんどん増す
↓
下がったタイミングで売ってしまう
↓
その後に上がる
この流れは珍しくありません
原因は、”含み損がつらくなる原因”で挙げた
4つのうち、
- 損失回避バイアス
- 将来が見えない不確実性
- 短期目線になっている
の3つが当てはまります
よくある勘違い
含み損は放置すれば必ず戻る
インデックスなら戻る可能性は高いです
ただ、個別銘柄は別です
戻らない銘柄も普通にあります
含み損は見ない方がいい
まったく見ないのは危険です
感情に振り回されないことが目的なので、
上で挙げた「資産を見る頻度を減らす」は、
初心者に手っ取り早く有効な手段です
慣れてきて感情に振り回され無くなれば
毎日見ても大丈夫です
含み損=失敗ではない
長期投資において
含み損はプロセスの一部です
これを避けることは誰にもできません
よくある質問
含み損は何年で戻る?
インデックスに投資していて、
市場全体の沈みなどマクロ要因なら
半年から1年、長くても数年くらいが多いです
ただし、個別銘柄の場合は戻らないこともあります
含み損が耐えられない時は?
- 見る頻度を下げる
- 投資額を減らす
- 一部売却する
この3つでかなり改善します
含み損は放置していいのか?
投資時の前提が崩れていなければ、
問題ありません
ただし、定期的な見直しは必要です
まとめ
含み損がつらいのは普通です
問題はその後の行動です
- ルールで判断する
- 原因を分解する
- 投資額を調整する
これらができれば、
メンタルはかなり安定します
焦って動くより、
正しく耐える方が結果は良くなります
私は10~20年の長期投資なので、
- 途中は赤字でもOK
(5年未満は赤字で当然) - 最終的に勝てばよいのだから
と割り切っています
