高配当株の人気ランキング20選|NTT・トヨタと仮想通貨を比較【2026年版】

高配当株の人気ランキング2026年版としてNTT・トヨタとETH・SOLの投資結果を比較する記事のアイキャッチ画像 積立投資シミュレーション

「高配当株で人気の銘柄はどれ?」
「配当利回りが高ければ人気なの?」
「実際によく買われている高配当株を知りたい」

高配当株を探していると、
さまざまなランキングが見つかります

ただし、その多くは配当利回り順や
独自基準で選ばれたランキングです

そこで今回は、野村證券で
実際に買われた約定件数をもとにした
高配当株ランキングを紹介します

さらに、人気ランキング1位のNTTと
2位のトヨタ自動車について、
過去に100万円ずつ投資していたら、
いくらになったのか

独自にシミュレーションしました

比較するのは、私自身も保有している
仮想通貨のETHとSOLです

株価や仮想通貨価格の値動きと、
配当・ステーキング報酬を分けて計算し、
人気の高配当株は実際に強かったのか
を検証していきます

人気の高配当株を知りたい人向けに、NTT・トヨタの投資結果やETH・SOLとの比較で分かることをまとめた図解

この記事がおすすめな人・読むと分かること

この記事がおすすめな人

□ 人気の高配当株を知りたい
□ 配当金を受け取りながら投資したい
□ NTTやトヨタへの投資を検討している
□ 人気銘柄の過去の成績も確認したい
□ 高配当株と仮想通貨を比較したい

この記事を読むと、次のことが分かります

この記事を読むと分かること

□ 実際に買われた高配当株TOP20
□ 人気1位・2位の銘柄
□ NTT・トヨタの過去の投資結果
□ 株価上昇と配当金それぞれの効果
□ ETH・SOLと比較した場合の結果

単に人気ランキングを見るだけでなく、
人気の高配当株に実際に投資していたら
どうなったのか
まで確認していきます

高配当株人気ランキングTOP20として、1位NTT、2位トヨタ自動車、3位日本製鉄など実際に買われた人気銘柄を紹介する図解

高配当株の人気ランキングTOP20

今回参考にするのは、野村證券が公表している
「野村證券で買われた高配当株人気ランキング」
です

2026年6月1日~8月31日に
野村證券の個人口座で買われた銘柄から、
2026年9月2日終値時点で
予想配当利回り3%以上の銘柄を抽出し、
約定件数が多い順に並べたランキングです

出典:野村證券|高配当株人気ランキング(2026年6月~8月)

順位銘柄予想配当利回り
1位NTT3.08%
2位トヨタ自動車3.19%
3位日本製鉄3.47%
4位ソフトバンク3.65%
5位ソニーFG5.03%
6位東京海上HD3.15%
7位JT3.88%
8位第一三共3.47%
9位野村不動産HD4.73%
10位ホンダ4.14%
11位デンソー3.85%
12位三菱HCキャピタル3.62%
13位JFE HD4.32%
14位第一生命HD3.90%
15位アサヒグループHD3.43%
16位武田薬品工業3.50%
17位川崎汽船3.59%
18位積水ハウス4.25%
19位AGC3.71%
20位JR西日本3.26%

※予想配当利回りは2026年9月2日
終値を基準とした野村證券掲載値

このランキングで注目したいのが、

1位 NTT
2位 トヨタ自動車

です

今回はこの2銘柄を使って、
投資結果も検証していきます

人気ランキングと配当利回りランキングを比較し、配当利回りが高い銘柄ほど人気とは限らないことを示した図解

人気ランキング=配当利回りランキングではない

ランキングを見ると分かるのが、
配当利回りが高い銘柄ほど人気
というわけではないということです

例えば、ランキング
1位のNTTは予想配当利回り3.08%、
2位のトヨタは3.19%です

一方、
5位のソニーFGは5.03%、
9位の野村不動産HDは4.73%です

出典:野村證券

つまり、
配当利回りの高さだけで
投資先が選ばれているわけではない

ことが分かります

高配当株を見るときは、

  • 配当利回り
  • 配当実績
  • 業績
  • 株価
  • 財務状況
  • 今後の成長性

なども含めて考える必要があります

配当利回りだけを見て投資すると、
株価下落によって配当以上の損失が
発生する可能性もあります

NTTとトヨタ自動車の配当方針を比較し、NTTの16期連続増配予定とトヨタの安定的・継続的な増配方針を示した図解

人気1位NTT・2位トヨタの配当は?

今回シミュレーションする
2銘柄の配当も確認しておきます

NTTの配当

NTTは2026年度に、
1株あたり年間5.4円
の配当を予定しています

2025年度の5.3円から増配となり、
予定どおりなら16期連続増配です

NTT公式では、2003年度と比べて
配当額が10倍以上に増えたとしています

出典:NTT|株主還元・配当情報

トヨタの配当

トヨタは2026年3月期に、
1株あたり年間95円
の配当を実施しています

中間45円、期末50円です

トヨタは配当について、
安定的・継続的な増配に努める方針を
公式サイトで示しています

出典:トヨタ自動車|配当金について

ここからは、この2銘柄が
実際にどれくらい資産を増やしたのかを
シミュレーションしていきます

NTT・トヨタとETH・SOLに各100万円を投資し、3つの期間で値動きと配当・ステーキング報酬を比較するシミュレーション条件の図解

NTT・トヨタとETH・SOLを比較する

今回は、

■ 高配当株チーム
NTT 100万円
トヨタ 100万円

■ 仮想通貨チーム
ETH 100万円
SOL 100万円

として比較します

両チームとも投資元本は、
合計200万円です

比較期間は次の3つです

比較投資開始終了
ケース①2024年1月2026年9月
ケース②2021年9月2026年9月
ケース③2020年4月2026年9月

株については、
株価の値動き+受取配当金

仮想通貨については、
価格の値動き+ステーキング報酬

で計算します

税金や売買手数料は考慮していません

また株の配当金は再投資せず、
現金で受け取る前提です

ETH・SOLのステーキング報酬は
円に換金せず、
ETH・SOLのまま保有し続ける前提
としています

そのため、ステーキング報酬部分にも、
その後の価格変動が反映されます

ETHではステーキングによって
ETHそのものを報酬として得られます

SOLもバリデーターへ委任することで、
SOLによる報酬を受け取る仕組みです

出典:
Ethereum公式|ステーキング
Solana公式|ステーキング

なお、私は2019年から
仮想通貨への投資を続けており、
現在もETHとSOLを保有して
ステーキングを利用しています

今回も単純な価格比較ではなく、
実際の運用に近い形を意識して
ステーキング報酬を加えています

2024年1月から2026年9月までNTT・トヨタ・ETH・SOLに各100万円を投資した場合の最終評価額を比較し、ETH・SOLが上回った結果を示した図解

2024年から投資した場合はETH・SOLが勝利

まず2024年1月から
2026年9月まで比較します

投資先投資元本最終評価額
NTT100万円約109万円
トヨタ100万円約121万円
ETH100万円約139万円
SOL100万円約147万円

2銘柄を合計すると、

  • NTT+トヨタ:約230万円
  • ETH+SOL:約286万円

となりました

この期間では、
仮想通貨チームの勝利です

ただし、株チームも200万円から
約230万円まで増えています

値動きだけならどうなった?

配当とステーキングを除いて
値動きだけを見ると、

投資先値動きだけの評価額
NTT約99万円
トヨタ約111万円
ETH約129万円
SOL約122万円

NTT+トヨタは約210万円、
ETH+SOLは約251万円です

この期間は報酬だけでなく、
値動きでも仮想通貨が上回りました

配当・ステーキング報酬だけを比較

値動き部分とは完全に分けて、
上乗せ額だけを見ると、

投資先上乗せ額
NTT約9.1万円
トヨタ約10.6万円
ETH約10.2万円
SOL約25.0万円

株2銘柄の配当は約19.8万円、
仮想通貨2銘柄のステーキング上乗せは
約35.3万円です

2024年開始では、
値動き・報酬ともにETH+SOLが上回る結果
となりました

2021年9月から2026年9月までNTT・トヨタ・ETH・SOLに各100万円を投資した場合の5年間の最終評価額と、高配当株・仮想通貨の合計結果を比較した図解

5年間ではNTT・トヨタが逆転

次は2021年9月から
2026年9月までの5年間です

ここでは結果が変わります

投資先投資元本最終評価額
NTT100万円約160万円
トヨタ100万円約166万円
ETH100万円約150万円
SOL100万円約167万円

合計すると、

  • NTT+トヨタ:約326万円
  • ETH+SOL:約317万円

となりました

わずかな差ではありますが、
人気高配当株チームが勝利しています

個別に見ると、SOLが約167万円で
4銘柄中トップですが、
NTTとトヨタの2銘柄がそろって
好成績だったため、2銘柄合計では
株チームが仮想通貨を上回りました

2021年9月から2026年9月までのNTT・トヨタ・ETH・SOLの値動きと配当・ステーキング報酬を比較し、5年間の勝敗を分けた要因を示した図解

5年間では何が勝敗を分けた?

ここが、今回のシミュレーションで
特に面白いところです

最終評価額だけではなく、
値動きと配当・ステーキング報酬
を完全に分けてみます

値動きだけなら株チームが勝利

投資先値動きだけの評価額
NTT約139万円
トヨタ約146万円
ETH約126万円
SOL約118万円

2銘柄合計では、

  • NTT+トヨタ:約285万円
  • ETH+SOL:約244万円

です

つまり5年間では、NTTとトヨタの
株価上昇がかなり効いていました

報酬だけなら仮想通貨が勝利

一方、配当とステーキングによる
上乗せ部分だけを見ると、

投資先配当・ステーキング上乗せ
NTT約20.7万円
トヨタ約19.9万円
ETH約24.2万円
SOL約49.6万円

合計すると、

  • NTT+トヨタ:約40.6万円
  • ETH+SOL:約73.8万円

です

こちらは仮想通貨が大きく上回りました

つまり5年間では、
報酬部分ではETH・SOLが勝利
したものの、
値動き部分でNTT・トヨタが
それ以上の差をつけた

ことで最終的に逆転しました

高配当株というと
配当金ばかりに注目しがちですが、
今回の結果を見ると、
最終的な投資成果には
株価そのものの値動きも大きく影響する
ことがよく分かります

2020年4月から2026年9月までNTT・トヨタ・ETH・SOLに各100万円を投資した場合の最終評価額を比較し、SOLが大きく上回った結果を示した図解

2020年からではSOLが圧倒的

最後は2020年4月から
2026年9月までの約6年5か月です

投資先投資元本最終評価額
NTT100万円約199万円
トヨタ100万円約255万円
ETH100万円約3,167万円
SOL100万円約2億8,850万円

2銘柄合計では、
NTT+トヨタ:約454万円
に対して、
ETH+SOL:約3億2,017万円
となりました

ここだけは比較にならないほど、
仮想通貨が大きく上回っています

ただし、この結果を見て、
「仮想通貨の方が優れている」
と単純に考えるべきではありません

最大の理由は、
SOLを非常に早い時期から
100万円分購入した
という条件です

SOLの初期価格から
2026年までの上昇が極端に大きく、
結果を大きく押し上げています

また2020年開始のシミュレーションでは、
ETH・SOLともにステーキング報酬を
一定の前提で加えている期間があります

特にサービス開始初期は、現在と同じように
日本の個人投資家が簡単にステーキングできた
わけではないため、報酬部分については
参考シミュレーションとして見てください

したがって、この6年5か月の結果は
現在から再現できるものではありません

2024年・2021年・2020年開始の3期間で、NTT・トヨタ・ETH・SOLにそれぞれ100万円を投資した場合の2銘柄合計の最終評価額と勝敗を比較した図解

3期間を比較すると結果は大きく違った

今回の結果をまとめると、次のようになりました

投資開始NTT+トヨタETH+SOL勝者
2024年1月約230万円約286万円ETH+SOL
2021年9月約326万円約317万円NTT+トヨタ
2020年4月約454万円約3億2,017万円ETH+SOL

2024年開始では仮想通貨、
5年間では高配当株、
6年5か月では仮想通貨と、
投資を始めた時期によって
結果が大きく変わりました

特に印象的だったのは、5年間の結果です

人気ランキング1位のNTTと2位のトヨタは、
配当金を受け取りながら株価も上昇したことで、
ETH+SOLをわずかながら
上回る結果になりました

高配当株と仮想通貨について、値上がり期待・配当やステーキング報酬・価格変動・主なリスク・向いている人の違いを比較した図解

高配当株と仮想通貨はどちらを選ぶ?

今回の結果だけを見て、
どちらか一方が優れていると
判断することはできません

それぞれ役割がかなり違います

比較高配当株ETH・SOL
収益源株価+配当価格+
ステーキング
値動き比較的小さい大きい
定期収入配当金ステーキング報酬
大幅上昇の可能性比較的限定的大きい
大幅下落リスクあるより大きい
向いている人配当も重視値上がりも狙う

私はどちらか一方だけではなく、
NISAで株式・投資信託、
仮想通貨ではBTC・ETH・XRP・SOLなど、
複数の資産へ分けて投資しています

高配当株と仮想通貨を直接比較した
別のシミュレーションでは、
JT・三菱UFJとETH・SOLも
同じように比較しています
参考記事:高配当株と仮想通貨はどっちが儲かる?配当vsステーキングを比較

米国株については、
VZ・PFEとETH・SOLを比較しました
参考記事:米国高配当株と仮想通貨はどっちが儲かる?

今回の記事と合わせて読むと、

  • 日本の人気高配当株
  • 日本の高配当株
  • 米国高配当株

で結果がどう違うのかも
比較しやすくなります

高配当株ランキングを銘柄選びの出発点として、候補探し・財務や業績・配当の継続性・分散投資の4ステップで活用する方法を示した図解

私は人気ランキングを銘柄選びの入口として見る

今回使ったランキングは、
野村證券で実際に買われた
約定件数をもとにしています

そのため、
投資家から実際に買われている
高配当株を探す

という意味では参考になります

一方で、
人気がある=将来も儲かる
という意味ではありません

ランキング上位でも、
業績悪化や減配、株価下落が
起こる可能性はあります

私はランキングを見る場合も、
人気だから買うのではなく、
調べる銘柄を探す入口

として使うのがいいと思っています

実際、今回のシミュレーションでも
開始時期によって勝者が変わりました

過去に大きく上昇した資産が、
今後も同じように上昇するとは限りません

私はこれまでの投資でも、
利益が出たものだけではなく、

個別株や仮想通貨などで
損失を出した経験があります

その経験については、
こちらの記事でまとめています
参考記事:投資総資産を公開|元本2,296万円が5,564万円になった運用実績と全内訳

人気ランキングを見るときも、
順位だけで判断しないことが重要です

2024年・2021年・2020年開始の3期間で、NTT・トヨタ・ETH・SOLにそれぞれ100万円を投資した場合の2銘柄合計の最終評価額と勝敗を比較し、投資期間によって結果が変わることを示したまとめ図解

まとめ|人気高配当株は実際に強かった

今回は野村證券のデータをもとに、
高配当株の人気ランキングを確認し、

人気1位NTT、2位トヨタと
ETH・SOLを比較しました

この記事で分かったこと

□ 人気1位はNTT、2位はトヨタ
□ 人気と配当利回り順位は別物
□ 2024年開始はETH・SOLが勝利
□ 5年間ではNTT・トヨタが勝利
□ 6年5か月ではETH・SOLが圧勝
□ 5年間の値動きは株チームが優勢
□ 報酬部分はETH・SOLが優勢
□ 人気ランキングは銘柄探しの入口になる

今回特に興味深かったのは、
5年間ではNTT+トヨタが
ETH+SOLを上回った

ことです

高配当株は配当金だけでなく、
株価上昇も投資成果に影響します

一方、ETH・SOLでは
ステーキング報酬を得ながら、
大きな値上がりを狙える可能性がある
反面、価格変動も大きくなります

だから私は、
ランキングだけで投資先を決めず、
値動きと配当の両方を見る

必要があると考えています

高配当株、投資信託、仮想通貨などを
どう組み合わせるかについては、
こちらも参考にしてください
参考記事:投資ポートフォリオ公開|NISA・ロボアド・仮想通貨・CFDの資産配分と役割

※本記事のシミュレーションは
過去のデータを使った試算です

将来の運用成果を保証するものではなく、
投資判断はご自身の責任でお願いします

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