「半導体の投資信託を買いたいけど、
どの商品がおすすめなの?」
「NVIDIAやTSMCに投資するなら、
どの投資信託を選べばいい?」
「半導体投資信託は利回りが高いと
聞くけど、リスクは大きくない?」
AIの普及やデータセンターの拡大で、
半導体関連企業への注目が高まっています
半導体関連株に投資できる商品には、
米国のSOX指数に連動するものや、
世界の半導体企業に投資するもの、
日本の半導体関連株に投資するもの
などがあります
しかし、同じ半導体投資信託でも、
運用成績や信託報酬、組入銘柄には
大きな違いがあります
私は2017年から投資を始め、
2018年から投資信託の積立投資を
続けてきました
大学院では半導体製造プロセスや
デバイスに関する研究に携わり、
半導体業界で働いた経験もあります
現在は野村世界半導体株投資を実際に
保有しているほか、NVIDIAやTSMCの
個別株にも投資しています
この記事では、こうした経験も踏まえ、
半導体投資信託のおすすめ5商品を
比較していきます
2026年9月末時点の利回りや信託報酬、
純資産総額、NVIDIA・TSMCの組入比率を
確認しながら、商品の違いを解説します
■ この記事がおすすめな人
- 半導体投資信託のおすすめ商品を
知りたい - 5商品の利回りや手数料を比較したい
- NVIDIAやTSMCへの投資比率を知りたい
- 新NISAで半導体投資信託を購入したい
- 半導体投資信託のリスクも理解したい
■ この記事を読むと分かること
- 半導体投資信託おすすめ5商品の特徴
- 2026年9月末の利回りランキング
- 信託報酬と純資産総額の違い
- NVIDIA・TSMCの組入比率
- 新NISAでの購入と商品の選び方
- 実際に投資している私の運用実績

半導体投資信託おすすめ5選【2026年版】
今回比較するのは、次の5つの半導体投資信託です
| 商品 | 主な投資対象 | 運用方法 |
|---|---|---|
| ニッセイSOX | 米国上場の 半導体関連株 | インデックス |
| 楽天・プラス・SOX | 米国上場の 半導体関連株 | インデックス |
| iFreeNEXT 全世界半導体 | 世界の半導体 関連株 | インデックス |
| eMAXIS日経半導体 | 日本の半導体 関連株 | インデックス |
| 野村世界半導体 | 世界の半導体 関連株 | アクティブ |
同じ半導体関連株に投資する商品でも、
米国中心か世界全体か、
日本企業中心かという違いがあります
また、指数に連動する商品と、運用会社が
銘柄を選ぶ商品では、信託報酬も異なります
① ニッセイSOX指数インデックスファンド
正式名称は、
ニッセイSOX指数インデックスファンド
(米国半導体株)
<購入・換金手数料なし>です
米国の代表的な半導体株指数である
SOX指数への連動を目指します
SOX指数は、米国市場に上場する
主要な半導体関連企業で構成され、
半導体の設計や製造、
製造装置などの企業を含みます
NVIDIAやブロードコム、TSMCなど、
半導体産業を代表する企業への
投資が可能です
信託報酬は年率0.1815%と、
比較的低い水準になっています
米国上場の半導体関連企業に
低コストで投資したい人にとって、
候補となる商品です
ただし、半導体関連株に投資対象が
集中するため、株価の変動は大きく
なりやすいという特徴があります
② 楽天・プラス・SOXインデックス・ファンド
楽天・プラス・SOXも、SOX指数への
連動を目指すインデックスファンドです
ニッセイSOXと同じ指数を投資対象と
しているため、運用成績も似た動きに
なりやすいという特徴があります
信託報酬は年率0.176%で、今回紹介する
5商品の中では最も低い水準です
ニッセイSOXと比較する場合は、
信託報酬のわずかな差だけでなく、
実際の運用成績や純資産総額、
購入できる証券会社も確認しましょう
なお、楽天・プラス・SOXは、
名前が似ている別の商品と
混同しないよう注意が必要です
この記事で比較しているのは、
楽天・プラス・SOX
インデックス・ファンドです
③ iFreeNEXT全世界半導体株インデックス
iFreeNEXT全世界半導体株は、
世界の半導体関連企業に投資する
インデックスファンドです
米国企業だけでなく、台湾や韓国、
欧州などの半導体関連企業も投資対象です
NVIDIAやTSMCへの組入比率が高いことが
特徴で、この2社の値動きが運用成績に
大きく影響する可能性があります
信託報酬は年率0.495%です
SOX指数連動型の商品より信託報酬は
高くなりますが、米国以外の半導体関連企業も
含めて投資したい人には検討する価値があります
なお、2025年に設定された比較的新しい
商品なので、2026年9月末時点では
過去3年や5年の運用実績はありません
④ eMAXIS日経半導体株インデックス
eMAXIS日経半導体株インデックスは、
日本の半導体関連企業に投資する
インデックスファンドです
日本には半導体製造装置や検査装置、
材料などの分野で高い技術力を持つ
企業があります
この商品は、そうした日本の半導体関連
企業の株価動向を捉えることを目指します
信託報酬は年率0.297%以内です
米国や台湾の半導体企業ではなく、
日本の半導体関連企業に投資したい
人に向いています
ただし、NVIDIAやTSMCを
直接組み入れる商品ではありません
⑤ 野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)
野村世界半導体株投資は、
世界の半導体関連企業に投資する
アクティブファンドです
指数への連動を目指すのではなく、
運用会社が企業の成長性などを
分析して投資先を選定します
NVIDIAやTSMCなど、
世界の主要な半導体企業への
投資比率が高いことが特徴です
信託報酬は年率1.65%で、今回の5商品の
中では最も高い水準になっています
そのため、運用成績を見る際には、
高い信託報酬を負担しても保有する
価値があるかを考える必要があります
私はこの商品を実際に保有し、
積立投資を続けています
後半では、私自身の運用実績も紹介します

半導体投資信託5商品の手数料と運用成績を比較
ここからは、5商品の違いを
数字で比較していきます
確認するのは、信託報酬、利回り、
純資産総額、NVIDIA・TSMCの組入比率です
① 信託報酬を比較
投資信託を長期保有する場合、
信託報酬は重要な比較項目です
信託報酬とは、投資信託の運用や
管理のために、保有資産から
継続的に差し引かれる費用です
| 商品 | 信託報酬・年率 |
|---|---|
| 楽天・プラス・SOX | 0.176% |
| ニッセイSOX | 0.1815% |
| eMAXIS日経半導体 | 0.297%以内 |
| iFreeNEXT 全世界半導体 | 0.495% |
| 野村世界半導体 | 1.65% |
今回の5商品では、
楽天・プラス・SOXが最も低コストです
一方、野村世界半導体はアクティブファンド
のため、信託報酬が高くなっています
ただし、信託報酬が安い商品ほど
運用成績が良いとは限りません
投資対象や運用方法と合わせて
比較することが重要です
② 100万円保有した場合の手数料
信託報酬の違いを分かりやすくするため、
100万円を1年間保有した場合の
概算費用を計算しました
| 商品 | 年間の概算費用 |
|---|---|
| 楽天・プラス・SOX | 約1,760円 |
| ニッセイSOX | 約1,815円 |
| eMAXIS日経半導体 | 約2,970円 |
| iFreeNEXT全世界半導体 | 約4,950円 |
| 野村世界半導体 | 約16,500円 |
※100万円×信託報酬率で単純計算
※実際の費用は日々の純資産額や
その他の運用コストなどで変動します
楽天・プラス・SOXと野村世界半導体を
比較すると、年間の概算費用には
約14,740円の差があります
長期間保有する場合は、こうした
費用の差も資産形成に影響します
③ 過去1年の利回りランキング【2026年9月末】
半導体投資信託5商品の
過去1年間の運用成績を比較しました
比較期間は2025年9月30日から
2026年9月30日までです
| 順位 | 商品 | 過去1年リターン |
|---|---|---|
| 1位 | eMAXIS日経半導体 | +128.79% |
| 2位 | 楽天・プラス・ SOX | +110.50% |
| 3位 | ニッセイSOX | +110.15% |
| 4位 | 野村世界半導体 | +74.52% |
| 5位 | iFreeNEXT 全世界半導体 | +62.65% |
※2026年9月末基準
※eMAXIS・楽天・iFreeNEXTは
対象期間の基準価額から計算
※ニッセイ・野村は証券会社掲載の
トータルリターンを使用
※表示値は小数第2位まで
今回の比較では、eMAXIS日経半導体が
最も高いリターンとなりました
仮に100万円を1年前に一括投資していた
場合、約229万円になった計算です
楽天・プラス・SOXとニッセイSOXも、
100%を超えるリターンでした
一方、世界の半導体関連企業に投資する
2商品は、今回の比較では下位となりました
ただし、これはあくまで過去1年間の結果です
特定の期間で上位になった商品が、
今後も高い運用成績を維持するとは限りません
また、今回の比較は商品ごとに
運用方法や投資対象が異なるため、
将来の優劣を示すものではありません
④ 過去の利回りを比較するときの注意点
半導体投資信託の利回りを見る際は、
比較する期間をそろえることが重要です
例えば、過去1年では日本の半導体
関連株が好調でも、過去3年や5年では
別の商品が上回る可能性があります
また、設定からの期間が短い商品は、
長期の運用成績を比較できません
今回の5商品でも、iFreeNEXT全世界
半導体株は2025年に設定されたため、
2026年9月末時点で過去3年の実績は
ありません
さらに、分配金を支払う商品では、
基準価額の変化率だけでは正確な
運用成績を比較できない場合があります
そのため、分配金を考慮した
トータルリターンや、運用会社が公表する
騰落率も確認する必要があります
過去の高い利回りだけを見て購入するの
ではなく、投資対象やリスクも含めて
判断しましょう
⑤ 純資産総額を比較
純資産総額も、投資信託を
選ぶ際の確認項目の一つです
純資産総額とは、投資信託が保有する資産の
時価総額から負債を差し引いた金額です
2026年9月末時点の5商品の
純資産総額は、次のようになっています
| 商品 | 純資産総額 |
|---|---|
| 野村世界半導体 | 9,795.8億円 |
| ニッセイSOX | 1,479.77億円 |
| eMAXIS日経半導体 | 1,020.17億円 |
| 楽天・プラス・SOX | 597.87億円 |
| iFreeNEXT全世界半導体 | 328.27億円 |
※2026年9月30日時点
野村世界半導体は、今回の5商品の中で
純資産総額が最も大きくなっています
一方、比較的新しい商品では
純資産総額が小さい傾向があります
ただし、純資産総額が大きいほど
運用成績が良くなるわけではありません
資金の流出入や純資産総額の推移も
合わせて確認するとよいでしょう
⑥ NVIDIA・TSMCの組入比率を比較
半導体投資信託を選ぶ際は、
NVIDIAやTSMCへの投資比率も
確認しておきたいポイントです
2026年9月末時点の組入比率を
比較すると、次のようになります
| 商品 | NVIDIA | TSMC | 2社合計 |
|---|---|---|---|
| ニッセイSOX | 未確認 | 未確認 | ― |
| 楽天・プラス・SOX | 11.0% | 3.9% | 14.9% |
| iFreeNEXT 全世界半導体 | 35.2% | 13.4% | 48.6% |
| eMAXIS 日経半導体 | 0% | 0% | 0% |
| 野村 世界半導体 | 30.2% | 12.5% | 42.7% |
※2026年9月30日時点
※iFreeNEXTのTSMCは
6.9%と6.5%の2行を合算
※ニッセイSOXは同日時点の組入
比率を確認できていないため未記載
今回の比較では、
iFreeNEXT全世界半導体株は、
NVIDIAとTSMCの2社だけで
48.6%を占めています
野村世界半導体も2社合計で42.7%と
なっており、特定の大手半導体企業への
投資比率が高いことが分かります
一方、楽天・プラス・SOXでは
2社合計が14.9%です
eMAXIS日経半導体は、日本の半導体
関連株に投資するため、NVIDIAや
TSMCを直接組み入れていません
なお、ニッセイSOXと
楽天・プラス・SOXは、
どちらもSOX指数に連動する
インデックスファンドです
主要な投資対象には共通点がありますが、
組入比率が完全に一致するとは限りません
今回、ニッセイSOXの2026年9月末の
組入比率は確認できなかったため、
比較表では未確認としています
購入前には運用会社の
最新の月次レポートを確認しましょう
主な出典
楽天投信投資顧問|楽天・プラス・SOX
大和アセットマネジメント|iFreeNEXT全世界半導体株
野村アセットマネジメント|世界半導体株投資

半導体投資信託の選び方|5つのポイント
ここまでの比較を踏まえると、
半導体投資信託を選ぶ際には
次の5つを確認することが重要です
① 投資対象の国や地域
まず確認したいのは、どこの半導体関連
企業に投資する商品なのかという点です
米国上場企業が中心なのか、
世界全体に投資するのか、
日本企業が中心なのかによって、
値動きは異なります
米国の半導体関連企業を
中心に投資したい場合は、
SOX指数連動型が候補になります
日本の半導体製造装置や
材料関連企業に投資したい場合は、
eMAXIS日経半導体が候補です
② 信託報酬の低さ
長期保有を考える場合は、
信託報酬を確認しましょう
同じSOX指数に連動する
ニッセイSOXと楽天・プラス・SOXでは、
信託報酬に小さな差があります
一方、アクティブファンドの
野村世界半導体は、
比較的高い信託報酬が必要です
ただし、手数料だけで商品を選ぶのではなく、
投資対象や運用方針も合わせて判断することが
重要です
③ NVIDIA・TSMCへの組入比率
NVIDIAやTSMCの成長に期待して投資する
場合は、組入比率を確認しましょう
同じ半導体投資信託でも、2社への
投資比率には大きな違いがあります
特定の企業への投資比率が高いほど、
その企業の株価変動が運用成績に
与える影響も大きくなりやすくなります
④ 純資産総額と運用実績
純資産総額や運用実績も
確認しておきたい項目です
ただし、設定から間もない商品は、
長期の運用実績がありません
また、純資産総額が大きいことと、
将来の利回りが高いことは別です
運用実績を見る際は、
同じ期間で比較しましょう
⑤ 自分の資産全体とのバランス
半導体投資信託だけで
資産運用を完結させるのではなく、
他の投資商品とのバランスも
考えることが重要です
例えば、S&P500やオルカンをすでに
保有している場合、半導体関連企業にも
間接的に投資している可能性があります
そこに半導体投資信託を追加すると、
半導体関連株への投資比率が
さらに高くなることがあります
購入前には、資産全体の構成を確認しましょう

半導体投資信託が注目される理由と今後の成長性
半導体は、スマートフォンやパソコン
だけでなく、自動車や産業機器など、
さまざまな製品に使われています
近年はAIの普及によって、高性能な
半導体への需要が注目されています
① AI向け半導体の需要拡大
生成AIの学習や推論には、
大量の計算処理が必要です
そのため、AI向けGPUなどの高性能な
半導体への需要が拡大しています
NVIDIAは、こうしたAI関連半導体の
分野で注目されている企業の一つです
② データセンターへの投資拡大
AIサービスを提供するためには、
大規模なデータセンターが必要です
データセンターでは、
計算処理用の半導体だけでなく、
メモリーや通信関連の半導体も
使用されています
こうした設備投資の拡大は、
半導体関連企業の業績に
影響を与える可能性があります
③ 半導体製造装置や材料にも需要がある
半導体産業は、半導体そのものを
設計・製造する企業だけで
成り立っているわけではありません
製造装置や検査装置、材料などを
提供する企業も重要な役割を担っています
日本企業には、こうした分野で
競争力を持つ企業があります
そのため、半導体関連株への投資では、
米国の半導体メーカーだけでなく、
日本の関連企業にも注目できます
④ 成長産業でも株価が上がり続けるわけではない
半導体産業の長期的な成長が
期待されていても、関連企業の株価が
上がり続けるとは限りません
需要の変動や在庫調整、
設備投資の減速などによって、
業績が悪化することもあります
また、将来の成長期待が
株価に織り込まれている場合、
業績が好調でも株価が下落する
可能性があります
産業の成長性と投資の利回りは、必ずしも
一致しないことを理解しておきましょう

半導体投資信託のメリット・デメリット
半導体投資信託には、個別株とは
異なるメリットがあります
一方、投資対象が半導体関連企業に
集中することによるリスクもあります
半導体投資信託のメリット
主なメリットは次の3つです
- 少額から半導体関連企業に投資できる
- 複数の半導体関連企業に分散投資できる
- 個別企業を選ぶ手間を減らせる
NVIDIAやTSMCなどの個別株を
購入しなくても、投資信託を通じて
間接的に投資することができます
また、毎月一定額を積み立てることで、
購入時期を分散することも可能です
半導体投資信託のデメリット
一方、主なデメリットは次の3つです
- 半導体業界全体の下落に弱い
- 株価の変動が大きくなりやすい
- 商品によって特定企業への集中度が高い
複数の半導体企業に分散していても、
投資対象が同じ業界に集中していれば、
半導体業界全体の下落によって
大きな損失が発生する可能性があります
また、海外の半導体企業に投資する
為替ヘッジなしの商品では、円高によって
円換算の評価額が下がる場合もあります
半導体投資信託は、一般的な全世界株式型の
商品よりも値動きが大きくなる可能性が
あるため、投資額には注意が必要です

半導体投資信託は新NISAで買える?
半導体投資信託を購入する際は、新NISAの
対象商品かどうかも確認しておきましょう
新NISAには、つみたて投資枠と
成長投資枠の2つがあります
関連記事:新NISAの上限額・限度額はいくら?年間360万円・生涯1800万円を解説
① 成長投資枠で購入できる商品
半導体関連の投資信託は、
成長投資枠で購入できる商品があります
例えば、iFreeNEXT全世界半導体株は、
運用会社の公式サイトでも
成長投資枠の対象と案内されています
楽天・プラス・SOXについては、
運用会社の案内と証券会社の商品画面の
表示に不整合が見られるため、購入時点での
対象区分を確認する必要があります
今回紹介した5商品についても、
実際に購入する際は、利用する証券会社の
最新のNISA対象商品情報を確認しましょう
関連記事:成長投資枠とは?つみたて投資枠との違い・買える商品・使い方を解説
② つみたて投資枠とは対象商品が違う
つみたて投資枠は、
長期の積立・分散投資に適した
一定の要件を満たす商品が対象です
私自身のつみたて投資枠での運用実績はこちら
▶ 新NISAで月10万円積立した結果|2年半の運用実績公開【2026年7月版】
一方、成長投資枠では、より幅広い
投資信託や上場株式を購入できます
そのため、半導体関連の投資信託を
探す場合は、成長投資枠の対象商品を
確認することが基本になります
なお、成長投資枠でも毎月の積立投資は可能です
③ NISAでも投資リスクは変わらない
新NISAを利用すると、
対象商品の売却益や分配金が
一定の条件のもとで非課税になります
ただし、非課税になるからといって、
投資商品のリスクが小さくなる
わけではありません
半導体関連株が大きく下落すれば、
NISA口座でも評価損が発生します
また、NISA口座で生じた損失は、
課税口座の利益との損益通算や
繰越控除ができません
非課税メリットだけでなく、投資リスクも
理解して購入することが重要です

半導体投資信託とS&P500・オルカンはどちらがおすすめ?
半導体投資信託を検討する際は、
S&P500やオルカンとの違いも
理解しておきたいところです
S&P500は米国の主要企業、
オルカンは日本を含む
世界の株式市場に投資します
一方、半導体投資信託は半導体関連
企業に投資対象が集中しています
| 比較項目 | 半導体投資信託 | S&P500 | オルカン |
|---|---|---|---|
| 主な投資対象 | 半導体 関連企業 | 米国の 主要企業 | 世界の株式 |
| 業種分散 | 小さい | 比較的大きい | 大きい |
| 地域分散 | 商品による | 米国中心 | 世界 |
| 値動き | 大きくなり やすい | 株式市場に 連動 | 株式市場に 連動 |
※一般的な特徴を比較したものです
資産形成の中心ならS&P500やオルカンも候補
これから積立投資を始める場合、
半導体関連企業だけに投資するより、
幅広い企業に分散できる
S&P500やオルカンも候補になります
半導体産業の成長に期待していても、
将来どの企業が勝ち残るかを
正確に予測することは困難です
そのため、幅広い企業に投資する商品を
中心にして、半導体投資信託を追加する
考え方もあります
半導体投資信託は追加投資として活用する方法も
例えば、S&P500やオルカンを
資産形成の中心にして、
半導体投資信託を一部追加する
という方法があります
ただし、S&P500やオルカンにも
NVIDIAなどの半導体関連企業が
組み入れられています
半導体投資信託を追加すると、同じ企業
への投資比率が高くなる場合があります
商品の本数だけでなく、実際の
投資先の重複にも注意しましょう
新NISAの銘柄選びについてはこちらも参考にして下さい
▶ 新NISAおすすめ銘柄の探し方|ランキング・無料ツールで選ぶ方法
▶ 新NISAとは?始め方・おすすめ商品を初心者向けに完全解説【2026年版】

私が実際に積み立てている半導体投資信託の運用実績
ここまで、5商品の特徴を比較してきましたが、
私自身も半導体投資信託を実際に保有しています
保有しているのは、野村世界業種別投資シリーズ
(世界半導体株投資)です
① 私の運用実績
2026年10月時点の
私の運用実績は次のとおりです
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 投資元本 | 約42.3万円 |
| 評価額 | 約69.9万円 |
| 評価益 | 約27.6万円 |
| 元本に対する損益率 | 約+65.2% |
※2026年6月時点の実績
※損益率は評価益÷投資元本で計算
投資元本約42.3万円に対して、
評価額は約69.9万円となり、
約27.6万円の評価益が出ています
関連記事:新NISA成長投資枠を2年3カ月運用した結果|3銘柄の利益を公開
ただし、これは過去の運用結果であり、
今後も利益が増え続けるとは限りません
半導体関連株は値動きが大きいため、
評価額が大きく下落する可能性も
理解したうえで保有しています
② 私が半導体関連企業に投資する理由
私は大学院で半導体製造プロセスや
デバイスに関する研究を行い、
半導体業界で働いた経験があります
そのため、半導体産業の技術的な
重要性や、さまざまな製品に半導体が
使われていることを理解しています
また、AIやデータセンターの拡大で、
高性能な半導体の重要性は
さらに高まっていると考えています
ただし、技術的に優れた企業が
必ずしも株式投資で高いリターンを生む
とは限りません
そのため、産業の成長性だけでなく、
株価や投資リスクも意識するようにしています
③ 個別株にも投資している
私は半導体投資信託に加えて、
NVIDIAやTSMCの個別株にも投資しています
2026年10月からは、
新NISAの成長投資枠を活用して、
個別株と投資信託を合わせて
月20万円を投資する方針に変更しました
関連記事:新NISAの積立投資枠をやめて成長投資枠へ!月20万円で個別株4銘柄を購入
ただし、半導体関連企業への投資比率が
高くなりすぎないよう、他の資産も含めて
全体のバランスを考えています
私自身の投資方針は、今後の運用実績と
合わせて、引き続き公開していく予定です

半導体投資信託を毎月1万円積み立てたら?
半導体投資信託を毎月1万円ずつ積み立てた
場合、将来いくらになるのでしょうか
ここでは、20年間積み立てた場合の
シミュレーションを紹介します
毎月1万円を20年間積み立てると、
投資元本は240万円です
年利0%・5%・10%を仮定すると、
将来の評価額は次のようになります
| 想定年利 | 20年後の評価額 |
|---|---|
| 0% | 約240万円 |
| 5% | 約411万円 |
| 10% | 約759万円 |
※毎月末に1万円を積み立て、
月利を年利÷12として計算した概算
※税金や手数料は考慮していません
年利5%なら約411万円、
年利10%なら約759万円になる計算です
ただし、これは一定の利回りが
続くと仮定したシミュレーションです
実際の半導体投資信託は、毎年同じ
利回りで運用されるわけではありません
大きく上昇する年もあれば、
大幅に下落する年もあります
また、年利10%という数字は将来の
運用成績を予測したものではありません
長期の積立投資では、期待する利回り
だけでなく、下落した場合にも
継続できる投資額を考えることが重要です

半導体投資信託に関するよくある質問
Q1. 半導体投資信託は今から買っても遅くない?
今から買うことが、必ずしも遅いとは限りません
ただし、半導体関連株が大きく上昇した後は、
株価が割高になっている可能性もあります
過去の利回りだけで判断せず、投資期間や
リスク許容度を考えることが重要です
Q2. 半導体投資信託は長期保有に向いている?
半導体産業の長期的な成長に
期待して保有する方法はあります
ただし、半導体業界には景気や需要の
変動があり、長期間でも大きく下落する
可能性があります
長期保有する場合も、資産全体の
分散を意識することが重要です
Q3. SOX指数とは何?
SOX指数は、米国市場に上場する主要な
半導体関連企業で構成される株価指数です
半導体メーカーだけでなく、半導体
製造装置などの関連企業も含まれます
ニッセイSOXや楽天・プラス・SOXは、
この指数への連動を目指す投資信託です
Q4. NVIDIAに最も多く投資できる商品は?
今回確認した2026年9月末の組入比率では、
iFreeNEXT全世界半導体株のNVIDIA比率が
35.2%でした
ただし、ニッセイSOXの同日時点の比率は
未確認なので、5商品すべての中で
最も高いとは断定できません
また、組入比率は変動するため、
購入時点の最新情報を確認してください
Q5. 半導体投資信託と個別株はどちらがいい?
複数の半導体関連企業にまとめて投資
したい場合は、投資信託が候補になります
一方、NVIDIAやTSMCなど、
特定の企業に投資したい場合は、
個別株という方法もあります
ただし、個別株では特定企業の
業績や株価に大きく影響されます
どちらが適しているかは、投資目的や
リスク許容度によって異なります
Q6. 半導体投資信託は新NISAで積立できる?
成長投資枠の対象商品であれば、
新NISAで積立購入できる場合があります
ただし、対象商品や積立設定の可否は、
利用する証券会社で確認する必要があります

まとめ|半導体投資信託は投資対象と手数料で選ぼう
今回は、半導体投資信託のおすすめ
5商品について、利回りや信託報酬、
純資産総額などを比較しました
■ 今回の比較で分かったこと
- 信託報酬が最も低いのは
楽天・プラス・SOX - 過去1年の利回り1位は
eMAXIS日経半導体 - 純資産総額が最も大きいのは
野村世界半導体 - NVIDIA・TSMCの組入比率は
商品によって異なる - 新NISAの成長投資枠で
購入できる商品がある - 半導体投資信託は、値動きが
大きくなる可能性がある
2026年9月末の利回り比較では、
eMAXIS日経半導体が
最も高いリターンとなりました
一方、信託報酬の低さでは
楽天・プラス・SOXが最も有利な水準です
また、NVIDIAやTSMCへの投資比率を重視
する場合は、iFreeNEXT全世界半導体株や
野村世界半導体株投資なども比較対象になります
ただし、過去の利回りが高い商品が、
将来も高い運用成績を維持するとは限りません
半導体産業の成長に期待する場合も、
信託報酬や投資対象、組入銘柄、リスクを
確認して商品を選ぶことが重要です
私は今後も、半導体投資信託やNVIDIA、
TSMCなどへの投資を続けながら、
実際の運用実績を公開していきます
半導体投資信託を検討している人は、
今回の5商品比較を参考に、自分の
投資方針に合った商品を探してみてください
参考資料
ニッセイアセットマネジメント
楽天投信投資顧問|楽天・プラス・SOX
大和アセットマネジメント|iFreeNEXT全世界半導体株
野村アセットマネジメント|世界半導体株投資
